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「恋はギブアンドテイクと言われるけど、どういうこと?」「やってあげることで喜んでもらえると思っているのに、長続きできない」と頭を悩ませているあなた。
好きな人とお付き合いをしていると、優しくされることも嬉しいけれど、とにかく何かをしてあげたくてたまらないという人も少なくないはずです。
本当に愛情を深めて長続きさせたいのであれば、ギブアンドテイクの恋愛をすることがポイント。
どんなお付き合いが対等になれるのか、お互い心地よくイーブンの関係性を築けるのかを詳しくご紹介していきましょう。
これから先も尊重し合い、長続きできるカップルになる為に、ポイントを押さえておけば、恋のバランスを上手に取れるようになります。
目次
恋愛におけるギブアンドテイクの意味とは?
お互いに支え合い共存すること
お互いに支え合える関係を作るのが、ギブアンドテイクと言えます。
社会に出ると理不尽に怒られたり、プレッシャーがかかっている場面で失敗したりと、気持ちが落ち込むことも多くあるものです。
一人で乗り越えることが出来れば、問題ありませんが、恋人がいるなら心の傷を癒してくれるのも好きな人の存在となります。
「ヨシヨシして」「抱きしめて」と甘えると、ギュッと包み込んでくれるカレの温もりで、元気も回復してくるはずです。
好きな人のおかげで、また次も頑張ろうと思える経験をすると、甘えることに慣れてきます。
繰り返し甘える行為が続くと、男性側は「強くないといけない」と弱音を吐くことが出来なかったり、相談を飲み込んでしまったりすることも。
一方的に癒したり、支えたりする関係が続くと、がまんをしている側は心に負担が積もってきます。
お互いに支え合う事が出来、「恋人がいるから頑張れる」という状態を作ることが出来れば、相乗効果で心を奮い立たせる勇気になってくるはずです。
平等で上下関係がないこと
恋愛におけるギブ&テイクは、平等で上下関係がないことを指します。
現代では、男女のパワーバランスも関係性も対等であることが求められますが、長年亭主関白の感覚が根付いている日本ですから、無意識で上下関係を付けている人もいるのも事実です。
「男の方が偉い」と思っていると、何でも意見を決めるのは彼氏の方だったり、意見が合わないだけで「彼女がワガママだ」と言って非難したりと、言葉に表れます。
料理をするのは女性の方、デート代を払うのは男性、と無条件に動いているカップルは、価値観の押しつけが起きていると言えるところです。
どちらが何をしてもいいわけですから、全てにおいて「どっちがやる?」と相談するのもアリ。
ただし、得意や不得意、好き嫌いはありますから、毎回話し合わなくても済むようにはなるはずです。
お互いのパワーバランスが平等で、上下関係もない状態で交際が出来ているなら、いい関係を築けていると言えます。
一方的に意見を押し付けるのではなく、話し合いを繰り返してベストな関係性を見つけられるのが、長続きのコツです。
頼りすぎず自立すること
give&takeの関係性は、頼り切らずに自立しているお付き合いが出来ている事です。
両想いになって交際が始まった時には、とにかく好きな人に尽くしたかったり、喜んでもらいたかったりするもの。
どちらかというとギブばかりをしてしまう人も多いのですが、夢中になっているため疲労や苦悩と感じる事もありません。
継続的にギブの状態が続くと万策尽きてきて、受ける側も飽きてきてしまうので、喜びが半減してきて、「何をすれば喜んでもらえるのか分からない」と困り始めます。
さらに関係が深まっていくと、「お互いに好きなのだから自分もしっかり愛されるべきだ」と今まで与えてきた分を相手の行動からも受け取りたいという欲望が沸き上がり始めるのです。
「○○してほしい」「どうして気付いてくれないの」「してあげるばかりだったのに、何もしてくれない」と求めるばかりになり、依存傾向が強くなります。
自立しあっていると、相手に求める事も自分が疲れるまで尽くしすぎることもなく、バランスの取れた関係性が築けるわけです。
うれしいこともつらいことも二人で共有すること
嬉しいことがあった時も、辛いと感じている時も、二人で共有して共に乗り越える心構えになっている時は、とてもバランスの取れた良い状態と言えます。
付き合っていると嬉しいことがあるとすぐに伝えたくなりますし、恋人が好きな情報や出来事があると「教えてあげたい」とワクワクして話に持ち出すものです。
逆に、辛くて仕方がない時には一人で抱え込もうとする人も少なくありませんが、好きな人が悲しんでいる姿を見たい人はいませんので、「話してごらん」「味方だよ」と寄り添ってくれるのが交際相手。
頑なに一人で乗り越えようとしすぎたり、自己犠牲をしてでも相手を喜ばせようと必死になったりするのは、負担がかかりすぎる状態となります。
二人で手を取り合って喜びも悲しみも分かち合える関係性が築けているなら、どんな出来事がやってきても乗り越える力がついていくはずです。
自立して支え合えるようになれば、どちらかに負担が偏ることなく、相手の幸せのために力を尽くせるカップルになっていけます。
お互いに借りを作らないこと
借りを作らないことをルールにしているカップルは、良いバランスが取れていると言えます。
先ほどもありましたように、好きな人の為なら頑張ってしまうのが恋愛です。
その時は、「平気」と思っていても、後からジワジワ負担に感じてしまうことも少なくありません。
人間関係における貸し借りは、お金の面を想像する人も少なくないはず。
金銭的な面もありますが、労力に関する面でも心理状態への影響が与えられます。
どうしても休みが合わないから、仕事を休んでもらうのも一つの借りです。
デート代は、全て割り勘にするカップルもいますが、いつも男性側が払っているのなら、そこにも気がかりは生まれています。
「いつもデート代を出してもらっていいのかな」と思いながら、甘えてしまうのが多くの人です。
気が引けると感じたのなら、すぐに別の事で役に立てる提案をするべき。
「ありがとう」からすかさず「次は私が仕事の休みを取るからね」「急いで来てくれて嬉しい」など、気持ちを伝えることと提案をセットにしていると、借りを作りっぱなしということが無くなります。
ギブアンドテイクを実践!すてきな恋愛をするには?
我慢せずお互い意見を言い合う
ステキな恋愛をするためには、我慢をせずに意見をしっかりぶつけ合う事です。
何でも口に出してしまえばいいという問題ではありません。
意見を口にする時には、責任が伴う事も理解しておきましょう。
自分の発言で相手を傷つける可能性がある事、感情を逆なでするケースもある事など、分かっておかなければ、思いつくままに言葉に出して、喧嘩が絶えないカップルになると、ステキな恋愛とは言えないからです。
意見とは、相手との違いを見つけるために自分の考えをまとめて伝えること。
本当は嫌なのに我慢し続けて悲しみを募らせてしまうのは、相手にとっても辛いのです。
「もっと分かり合うためには、どこを擦り合わせておくべきか」「違和感をなくして楽しく過ごすためには、何をサポートするのか」など、理解を深めるためには話し合いが必要となります。
しっかり話を聞きながら、思っている事も随時伝えていくと、すれ違う頻度も少なくなっていくはずです。
一人の時間を大切にする
一人で過ごす時間も大事にすると、恋人とも幸せになれます。
好きな人と共に過ごす時間を楽しむためには、人としての在り方や生き方そのものを向上させ、充実させる必要があるのです。
人生は、一人でしなければいけない事もたくさんあります。
何でも好きな人と一緒に出来ればいいですが、恋愛に依存するのではなく、仕事も友人関係も、家族とのコミュニケーションも円滑にするためには、それぞれと関わる時間配分も必要です。
一週間のうち、プライベートの時間を何に費やすかは、心の豊かさに影響します。
友達が多いほど世界観が広がりますし、家族との時間も老後や将来設計を考えるためにはマストです。
好きな人と過ごしたいのは山々ですが、バランスよく様々な人と関わる時間を作るように意識を向けましょう。
趣味に没頭するのも大事です。
好きな事があると、他のことに関しても頑張る気力に繋がりますし、ストレス発散にも繋がります。
空き時間を全て恋人に費やすのではなく、計画的にプライベートの時間をコントロールしていきましょう。
自分磨きをする
ギブ&テイクのステキな恋愛をするためには、自分磨きも大事です。
基本的な考え方として、好きな人のために自分が出来る事を与え続けていると、意図せずとも相手からも愛されるというもの。
そのため、与えられる人間になっていなければいけません。
様々な経験を積んで、多くの人から学びを得て、何でもチャレンジしてみることが大事です。
人間は、一度経験したことがあると「知っている」と情報収集をシャットダウンしてしまいます。
「分かっている」「知っている」と目の前の出来事を過ごすのと、「カレにしてあげられる事はないかな」と積極的に行動できる部分を探しながらいるのとでは、気づきの量が大きく違うものです。
小さな気付きの連続で、人間の深みが出てきますし、愛情もより強く感じるようになります。
「これをしてあげていたら、後でカレが楽になるかもしれない」「少しでも早くあの人が休めるように、私も出来る事を増やそう」と自分磨きを続けていくことが、相手からも愛されるようになるわけです。
相手に考えを押し付けず尊重する
考えを押し付けるのではなく、尊重していけるとステキな恋愛が築けます。
お付き合いをしているからと言って、何でも自分の思い通りにコントロールしていい訳ではありません。
恋人は所有物ではなく、一人の異性として尊重し続けるべきです。
付き合い始めてすぐは、相手の言う事に合わせたり、お伺いを立ててから物事を決めていたりしていても、だんだんと自分のしたいことを優先させるようになってしまいます。
同じスタンスで、一緒に決めていくための自己主張であれば、いい関係に発展していると言えますが、自分の考えを押し通したくてワガママになっていくのでは、相手に不満を抱かせる原因となるものです。
常に、「二人で決めていく」というスタンスを保っていれば、無理強いをさせずにすみますし、自分の考えを押し通そうとすることなく、冷静に話し合いが可能になります。
好きな人の本音を理解するためにも、しっかり話を聞いて意見を尊重するべきです。
悩みを相談し合い一緒に解決する
手を取り合って問題を乗り越えていくことで、恋人としての絆が深まっていきます。
悩みがあるのなら、「迷惑を掛けたくない」と一人で抱え込むのではなく、「この人だけは味方でいてくれる」と信じて胸の内をさらけ出す事です。
恋人から本当に悩んでいる事について相談をされると、人生を伴走している気持ちになれます。
力になれることがあるなら、全力で助けてあげたいと思うのは恋人ですし、何もできないとしても話を聞いたり気持ちを落ち着かせたりする事は出来るはずです。
悩んでいるなら少しでも力になりたいのが恋人ですから、癒しの役割を与える事も信頼の証となります。
一緒に乗り越えるためには、どっちが何をすればいいのか、二人で話し合わなければ見つけられないこともありますから、しっかりと愛情をもって寄り添う意識をもつべきです。
解決する方法は、二人だけの能力を使うだけではありません。
誰かの力を借りて前に進むことも必要ですから、知恵を出すためにも話し合う時間をたっぷり作りましょう。
ギブアンドテイクの落とし穴?恋愛ではうまくいかないこともある
相手が同じものを返してくれないと不満がたまる
自分が捧げた分だけ、返ってくることを期待しすぎると不満が溜まってしまうので要注意です。
ギブアンドテイクが上手くいくと聞いて、「私が尽くしたら、相手も同じようにしてくれる」と思って意気揚々と行動に起こしている時、心の奥底に「返してくれるはず」という期待があると、上手くいかずにイライラしてしまいます。
人間関係におけるgive&takeのギブの部分は、無償の愛です。
期待するのではなく、「相手が喜んでくれればそれでいい」という気持ちが大前提に在ります。
最初から見返りを求めていないので、相手が同じことを返してくれなくても不満にはなりませんし、余裕の表情がより幸せ感を与えることに繋がるのです。
そんなあなたを見たカレが、「いつも支えてくれている」と幸福を感じて、相手も同じように行動を起こしてくれるようになります。
相手からの愛情は、自然発生していくものですので、返ってくる前提の気持ちを持っていると下心が伝わってしまいますし、心のゆとりが無くなり不満ばかりが募って上手くいかなくなってしまうわけです。
計算高い人だと思われる可能性も
おたがい様精神は、両者が理解していなければ、計算高い人だと思われて気持ちを冷めさせてしまう可能性もあります。
何かをすれば返ってくることを見越して、「優しくしておこう」「手伝ってあげよう」という気持ちで接していると、下心として相手に伝わるものです。
「見返りを求めているな」「次の次まで計算されつくしての行動なのか」と呆れられて、一気に好きではなくなることも。
賢い人は好まれますが、計算高い人は嫌われるという人間の難しい境界線があります。
周りの人の幸せまで考えて、自己犠牲の精神で行動する事を善意や慈愛と感じ、一見いい人のようでも最終的にメリットまで考えているのは計算高いと察知するのです。
メリットばかりを見る人は、自分の事ばかりを考えていますので、付き合っていると利用されているような気持になってしまいます。
「上手くいっているようでも、彼女の計算の中でのことか」と思えば、心までコントロールされているように思えて、不快になるわけです。
恋愛に対して重い人だと思われる
恋愛でギブアンドテイクをしていると、重い人だと思われてしまう事もあります。
常にバランスを取ろうとして、与える行動と受け取ることを1対1で進めようとしていると、相手の行動も全て管理して把握しようとするからです。
「さっき、私が○○してあげたから、今度はあなたがやってね」と恩着せがましくなったり、行動をチェックしつくしている感じが、「重い」と思われてしまいます。
交際している事実を維持するための条件にしてしまうと、必要以上に求めてしまいますし、脅迫しているようなキツさが出てきてしまうものです。
自然な優しさではなく、相手からの愛情を行動でしか判断できないと思われてしまい、「常に表現をしなければいけないのは、しんどい」と精神的に疲弊することも。
重いと思われてしまうと、何となく連絡しづらくなったり、会うことが億劫になったりと、距離が離れていってしまいます。
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見返りを求めてしまう
見返りを求めてしまうと、恋愛が上手くいかなくなることが多くなります。
本来は、与えるばかりでも幸せを感じられるのが恋愛です。
「見つめてくれた」「プレゼントをくれた」「待っていてくれた」と彼氏が何かをしてくれる度に、喜びと感動で涙が出る程心が震える経験をした人も少なくないはず。
ただし、人間は慣れてしまう生き物ですから、何度か好意からの行動を受け取っていると、当たり前のように感じてしまいます。
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恋愛感情が冷めてしまうことも
相手からの行動を求めすぎると、恋愛感情が両者とも冷めてしまう事もあります。
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自然体で隣にいられるのが何よりも幸せ。
好きな人に何をしてあげようか、どんな行動をしてもらうかばかり考えていると、そもそもの恋愛感情がおざなりになってしまいます。
ギブアンドテイクのバランスを整える事ばかりに気を取られて、好きなのか恩を感じているだけなのか、分からなくなってしまうのです。
気持ちに疑問を持ち始めると、今までの様に関係を続けるのは難しくなります。
ギブアンドテイクもいいけどギブアンドギブの考えも大切!
相手に期待しないことも大切
期待しないことで上手くいく事は多くあります。
世の中、一人の力で変えられるものは、未来と自分だけです。
どれだけ一緒に過ごしていても、考えが同じだと喜んでいても、寸分の狂いもなく一致している人間は居ませんから、近い人でさえ違う視野を持っているのは当然だと言えます。
自分にはない部分を見せてもらえるのは、恋人の特権ではありますが、無理に引き出すものではなく、相手が自然に出してくるものを受け入れるべきです。
勝手に想像するのを辞めて、待たないことで、今の瞬間を大事にすることが出来ます。
いつも不安ばかりの恋愛であれば、リスク管理として先に最悪の事態を想定してしまうのも無理はありません。
昔の恋愛で傷ついたことがある人ほど、信用することに憶病になってしまいます。
しかし、そんな苦しい状態から解放されたいのであれば、こちらの不安にならない恋愛をする方法を見てみましょう。
原因を知り、解消法を実践すれば、自分の時間も大事にしながら好きな人とも幸せに過ごせるようになります。
余裕をもつ
好きな人と上手く恋愛を勧めたいのであれば、余裕を持った態度や精神であるべきです。
日々忙しくするのが趣味の様な国民性を持っているのが、我々日本人なわけですから、恋人が喜ばせてくれたらすぐに同じだけ何かをしたいと思う感覚になっています。
「嬉しい、何をしたら喜んでくれるかな」「私があの人を支えているんだから、彼もきっと差サポートしてくれる」と求めるのではなく、「いつかきっと答えが返ってくる」と気長に徳積みをしていれば余裕を感じてもらえるはずです。
恋愛は、焦るほど上手くいかなくなるもの。
余裕をもって好きな人に愛情表現をしっかり行っていれば、大きく包み込むような魅力も感じてもらえます。
与え続けられる懐の大きな女性になっていきましょう。
どっしりと構えた姿は、安心感と居場所としての心地よさを感じてもらえますので、求め続けられるカップルになるはずです。
自分がされてうれしかったことを相手にする
与え続ける恋愛とは、あなた自身がカレや他の人からされて、嬉しかったことをしてあげることです。
人の価値観はバラバラではありますが、嬉しいと感じることには共通点があります。
「大切にしてくれた」と存在そのものを丁寧に扱ってくれたように感じた時です。
話をじっくり聞く、ニーズを先読みして気配りをする、好きなことに関して積極的に情報を投げかける、など。
「彼女がいてくれて幸せだな」と思ってもらえることを積極的に行動に落とし込みます。
「こうしたら嬉しいだろうな」と思うことを察知できるようになるまでは、あなたが経験した場面を再現するだけでも十分です。
仕事で失敗をしたり行き詰ったりしている時に、黙って隣にいて「大丈夫だよ」と才能や能力を信じてくれたり、疲れている時に元気が出るようなことをしてくれたり、「あの時は、本当に嬉しかった」と思うものをそっくり相手に対して行動に移します。
何をすればどんな反応があるのか、経験を繰り返していると、相手からの見返りを求めなくても自然とギブの愛情表現が出来るようになっていくはずです。
お付き合いをしている人には、とことん尽くす精神で愛情を注ぎましょう。
恋愛に疲れたら距離を置いて冷静になる
疲れたと感じた時には、ギブやテイクなど考えずに、冷静になる為の期間を設けることも必要です。
好きな人と一緒に居ても、感情よりも頭ばかりを働かせていては疲れてしまいます。
「カレは、何を求めているのだろう」「どうすれば喜んでもらえるのかな」と考えるばかりでも、行動に起こさなければ答えは見つかりません。
しかし、分からな過ぎて何も行動が出来なくなっているのなら、心が疲れているサインです。
「自分を一番に大事にしましょう」というメッセージでもありますので、好きな人以前にあなたの心に目を向ける必要があります。
相手のどんなところが好きか、魅力に感じる部分と支えてあげたいと思えるところを改めて書き出してみましょう。
さらに、あなたがどんな恋愛をしたいのか、何を満たすために一緒にいるのか、自身の心の状態も把握しておくべきです。
内観を続けて、寂しさや不安に気が付いたなら、正直に伝えて現状をそのまま理解してもらうところから始めるのも、愛を深められる工程の一つと言えます。
相手の喜ぶ顔が見たいという思いで恋愛をする
喜ぶ顏をいつでも想像して恋愛をしていると、自然とそのようになっていきます。
恋は、頭でするものではなく心で動くものです。
先ほどありましたように、頭ばかりで考えようとしているなら疲れてしまいますから、心の状態を把握して、明確になってからドキドキに目を向けていくことが大事。
とにかく愛情を伝え続けると、恥ずかしくて拒絶していたり、付き合い方を探していたりした二人でも、ありのままの感情を受け入れることが出来るようになってきます。
喜んでもらうためには、何をしたらいいのかを懸命に考えましょう。
仕事が終わったら「早く連絡ちょうだいよ」ではなく、まず第一声に「お疲れさまでした、今日も一日頑張ったね」とねぎらいの言葉を掛けます。
デートの約束をしていて、当日を迎えた時には「どこに行く」「何をする」とスケジュールの確認よりも先に、「予定を空けてくれてありがとう」「会ってくれて嬉しい」と喜びを伝えると、恋人も時間を確保したことに誇りを持ち、共に過ごせることに感謝の気持ちを抱くはずです。
ギブアンドテイクの恋愛ではなくつらいときの対処法
パートナーとしっかり話し合う
恋人との関係性に悩んで辛い時には、とにかく話し合いです。
好きな人に「辛い」「付き合っているのに悲しい」と告白するのは、勇気が必要な行為。
けれども、ここで逃げていてはいつまでも遠慮をしてしまう関係から変われません。
本当に大事に想っている人だからこそ、「パワーバランスが崩れて負担がかかっていると感じている」というありのままの告白をするべきです。
あなたが辛いと感じていても、どれだけ表情で訴えても、言葉にしなければ伝わらない事は多々あります。
何に負担を感じているのか、片思いの様に感じているならそのままの心境を伝えましょう。
言葉にして伝えた時に、初めて「どうしようか」と今後の方針を定めることが出来ます。
不都合を解消し、ベクトルを合わせることが必要です。
好きだけではどうにもならない事もありますから、話し合いで解決していくのがベストな方法と言えます。
話し合うための勇気が出ない時には、手紙から始めるのもアリです。
ラインではなく、手紙で書き出した方が伝えたい思いは伝わります。
自分が考えているものが返ってくるわけではないことを理解する
自分が考えているそのままのモノが返ってくるわけではない、という事実を理解しておきましょう。
苦しいのは、期待をしているからです。
当然、人間ですから普段よりも頑張ったことがあれば、相応の見返りを自然と求めてしまうのは仕方のない事。
しかし、宇宙の法則で見ると全く同じ現象が返ってくるのではありません。
同じエネルギーが返ってくるのです。
例えば、あなたが親と喧嘩をして「あんたなんか、自分のことばかりで本当にムカツク」と言い放ったとします。
すぐか数年後か分かりませんが、同じニュアンスの言葉が、彼氏や友人から投げかけられるという事です。
巡り巡って気付きがあるタイミングで、同じエネルギーが返ってきますから、彼氏に対して行ったことがすべて本人から戻ってくるわけではありません。
あなたが恋人に行っている善意や奉仕は、誰かの口を通して「ありがとう」「いつも助かっているよ」とやってくるかも知れないと知っておけば、恋人に対して不満を抱く事はなくなります。
望んでいるように戻してほしいと願うのは、支配しているのと同じ。
相手は人間ですから、思い通りの反応ではないところも楽しみながら、一緒に恋愛を盛り上げましょう。
ギブをやめてみる
「尽くしているのに全然手応えがない」「一人だけ愛している気がする」と辛くなっているなら、一度ギブを止めてみましょう。
何かをし続けていないとカレの気持ちを保持できないと不安になって、必死で尽くしている人が辛くなりやすいのですが、今のままでも恐怖心は拭う事は出来ません。
尽くしているからこそ、一方的に愛しているような感覚となってしまっている訳で、相手は「してもらって当たり前」と感謝の気持ちを忘れてしまっている可能性があります。
辛くなっているのは、恋人からの反応が思うものではないという点と、精神的に疲れてしまっていることが原因です。
何もしなくても好きでいてくれるはずですから、不安を解消するには実践してみるべき。
あなたからの行動を止めて、それでも「会おう」「好きだよ」と言ってくれるカレの言動をしっかりと確認しましょう。
愛されている事を感じられれば、不安が原動力で行っている奉仕の行動もなくなるはずです。
相手に期待しすぎていると恋愛が上手くいかなくなる事も多々あります。
疲れを感じてしまった時には、こちらの記事で解消方法を実践してみてください。
見返りがないと感じたら言葉を選んでお願いしてみる
言葉を選んでお願いしてみるのも、上手な駆け引き方法です。
男性は、空気を読むのが苦手ですから、ハッキリと言われなければこちらが望んでいる答えが返ってこない事は多々あります。
見返りと言うと計算尽くで厭らしいと感じられるかもしれませんが、時には「期待してもいいでしょ」思う事もあるのは当然です。
料理を作って待っていたのに、無言で食べ始めたらムッとしますし、失くしものに困っていて一緒に探して見つかった時に「それそれ」と受け取られると、「お礼くらい言え」と文句の一つも言いたくなります。
ありがとうと一言欲しかっただけなのに、何も無ければこちらも苛立つのは仕方のない事ですから、表現を変えて気付いてもらうのも大事です。
交際しているカレを育てるのも彼女の特権。
「私も一緒に探したんだけどな」「喜んでもらえると思って待っていたんだよ」など、可愛く伝えると、ハッとして「ありがとう」「助かったよ」と言ってもらえて、お互いハッピーな気持ちになれます。
本気で相手のことが好きなのかよく考える
付き合っていて悲しくなってしまったら、一度本当に好きなのかを考えてみるのもアリ。
付き合いが長くなってくると、情が湧いてきますので、「私がいないと困るだろうな」「あの人を助けてあげる役目だから見守ろう」と愛情以外の部分で交際を続けようとします。
「これだけ私が頑張っているのに」「こんなにしてあげているのに」と不満を感じ始めた時には、無意識のうちに上下関係を作ろうとしている心境になっているものです。
恋愛とは違う部分で、人間の尊厳やプライドを傷つけられたことへの苛立ちなどが影響してきていますから、本当に好きなのか振り返る時期に差し掛かったと言えます。
どんなことがあっても一緒に乗り越えたい、支えたいと思う人なら、何もしてくれなくても幸せなはずです。
気持ちに正直になる事が、苦しみから解放される手立て。
カレとの関係性や相手から感じられる愛情など、総合的に見て今後も付き合いを続けていくべき相手なのかを見極めましょう。
ギブアンドテイクは恋愛で大切なこと!ただし与えすぎ求めすぎには注意
良好な関係を続けようと思えば、ギブアンドテイクのバランスが上手に取れているのが一番です。
愛し愛される二人でいられるよう、しっかりと尽くして、たっぷり愛されましょう。
意図的に、尽くしすぎたり求めすぎたりすると、心が疲弊してしまいますので、幸せであるところに照準を合わせ続けておくことは必要です。
気持ちが分からなくなった時には、一度冷静になる為に距離をおくのも有効な手段となります。
二人が幸せになれるために、心の底から繋がり合える会話を日々積み重ねていくべきです。
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