「既婚者との恋愛は辛いことばかり」「なんで私はこんなに苦しい恋愛をしているんだろう」と不倫の辛さに心が張り裂けそうなあなた。
不倫恋愛は幸せな時間もありますが、それ以上に辛さを感じる時間も多いものです。
不倫の辛さや苦しさに耐え切れなくなる前に、実行しておくべきことを知っておくことで不倫をやめる勇気を持てない女性も、自分の人生に向き合って一歩を踏み出すことができます。
辛いから不倫をやめたいと思う気持ちを持ちながらも「辛さに耐えられないと思うことがあるけど彼のことが大好き」と不倫をやめることができないのなら、必要な考え方やすぐに諦められない時にやるべきステップを踏むことで、彼への未練を断ち切ることができるのです。
辛さを抱えながら不倫を続けてしまうよりも、未練を断ち切り新しい未来に向かって進むことで、幸せを掴んでくださいね。
目次
不倫中の女性が辛さをひしひしと実感してしまう場面
既婚男性が周囲の人と家族の話をしている場面
不倫中の女性が辛さをひしひしと実感してしまう場面には、既婚男性が周囲の人と家族の話をしている場面というのがあります。
大好きな彼の家族の話は、聞いていると辛さがこみあげてくるものです。
しかし、あなたと既婚男性の彼が不倫恋愛をしていることは、周囲の誰も知りません。
会社の人や友達など周囲の人は、何の悪気もなく「最近奥さん元気?」「子供何歳になったの?」などコミュニケーションとして家族のことについて質問を投げかけます。
聞かれたことには答えるのが常識。
「奥さん元気だよ」「子供も今年小学校に入学だよ」など質問をしてきた人に答えます。
当然、話して悪いことではないので、声量を抑えることもしません。
愛しい彼が会話する声が聞こえてきたとき、その内容が家族のことであれば普段二人の間ではタブーとされている内容なので、あるべき姿を見てしまったようで心が辛くなるのです。
聞かないように気を付けていても「奥さん元気なんだ」「奥さんのことそう呼ぶんだ」と気になってしまい、胸が張り裂けそうになってしまいます。
幸せなはずの会話の内容も、不倫中の彼女にとっては心に傷を負ってしまう内容となるところです。
大型連休に一人で家にいる場面
不倫中の女性が辛さをひしひしと実感してしまう場面には、大型連休に一人で家にいる場面というのがあります。
大型連休に一人で家にいると、同じ時間に既婚者の彼が家族といることを実感してしまい、辛さを感じてしまうのです。
ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始など日本全体で大きな連休があるときには、旅行に行ったり親戚が集まったりと、普段できないことを楽しもうと計画を立てる人も少なくありません。
恋人同士も普段行けない場所に遊びに行くなど、楽しい時間を共有するところです。
しかし不倫カップルにとって、大型連休は二人を引き離す長い時間でしかなく、お互いが別々に過ごさなければいけないという事実さえも、苦痛に感じてしまいます。
「今頃家族で楽しんでいるのかな」「早く連休が終わってほしいな」と一人で寂しく家にこもっていると、「私何をやっているんだろう」と彼のことばかりを考える時間にむなしくなるのです。
友達と遊ぶにしても、友達も恋人と過ごしている人が多く、遊べる人を見つけても連休の膨大な時間を埋めることができるのはほんのわずか。
「私だって彼と一緒に過ごしたいのに」と思うほど、辛さから目をそらすことができません。
体調が悪いときに自分で療養するための用品を買い込んでいる場面
不倫中の女性が辛さをひしひしと実感してしまう場面には、体調が悪いときに自分で療養するための用品を買い込んでいる場面というのがあります。
体調が悪いときに自分で自分の看病をしなければいけないときほど、寂しいことはありません。
しかも、恋人がいるのに恋人を頼ることができない不倫カップルであれば、その寂しさは計り知れないほど大きなものです。
女性が体調が悪いときに「無理しないでね」「早く寝るんだよ」と既婚者の彼から優しい言葉をかけられても、あの人はあなたの元へはやってきてくれないことがどれほど切ないか。
自分で病院に行き、薬屋に行き、手軽に食べられるゼリーやインスタントのスープなどを買い込み、熱を測ったり重い体を必死に動かしながら着替えをしたり…。
体調が悪いときの自分の看病ってかなり精神的にも辛いもの。
「彼の顔を見られるだけでも嬉しいのにな」「彼に移しちゃったら家族にも迷惑がかかる」と自分が弱っているにもかかわらず、家庭を持っている彼に遠慮をしている状態がとても辛さを呼び込みます。
デートが終わってまだ帰りたくないのに手を振りほどかれてしまった場面
不倫中の女性が辛さをひしひしと実感してしまう場面には、デートが終わってまだ帰りたくないのに手を振りほどかれてしまった場面というのがあります。
恋人同士の甘い時間を過ごしていると、「このまま時間が止まってほしい」「今日は朝まで一緒にいたい」と思うこともよくあること。
しかし相手は家庭を持っているので、彼のことを待っている家族がいるのです。
いくら「まだ一緒にいたい」「帰ってほしくない」とお願いをしても、「そんなこと言って困らせないでよ」「無理なのはわかってるでしょ」と手を振りほどかれてしまった時、自分自身が選ばれなかったと感じてしまう絶望感を味わされます。
結婚していると分かっていても、実際に家に帰らなければいけない彼を見送るときというのは辛いものです。
特に、女性が寂しくなったり辛いことがあったりして、一人でいたくないと思っているときにも、否応なく帰らなければいけない相手だということを実感すると、つらさが心をえぐります。
どれだけ願っても、家族の元に帰っていく彼、自分の手を振りほどく彼の選択、すべてが辛さの元凶です。
どんなに盛り上がっていても彼が絶対に避妊具を使う場面
不倫中の女性が辛さをひしひしと実感してしまう場面には、ベッドシーンでどんなに盛り上がっていても彼が絶対に避妊具を使うという場面があります。
いい雰囲気で盛り上がっている最中に、避妊具をつける彼の姿は彼女の気分を下げてしまうときがあるのです。
不倫中カップルにとって、妊娠してしまうことは絶対タブー。
だからこそ、既婚者の彼が不倫恋愛をしている彼女とエッチをするときに避妊具をつけるという行為は、彼女を大切にしてくれている証拠です。
それでも性欲が最高潮に達して本能のままに求めてた女性にとっては、時に避妊具をつける姿は辛いことがあります。
望まない妊娠は避けることが大人のマナーですが、避妊具をつけるという行為は「君との子供を作るつもりはない」と断言しているのと同じです。
「私はどれだけ望んでも彼の子供を身ごもることは許されないのね」と急に我に返って辛さが心を埋め尽くします。
妊娠してもいいカップルというのは、お互いが親になる覚悟があって初めて成立する条件です。
当然不倫カップルにその権利はありません。
「どれだけ求めても、一時的な快楽の関係でしかないのね」と現実を突きつけられる気分に打ちのめされます。
不倫している幸せよりも辛さのほうが強くなる理由
絶対に一緒になる未来はないと実感するから
不倫している幸せよりも辛さのほうが強くなる理由には、絶対に二人が一緒になる未来はないと実感するからというものがあります。
不倫カップルが障害のパートナーとして成就するのは、かなり稀なケース。
いくら本気で好きになっても既婚者男性が離婚をしてまで、不倫恋愛をしている彼女を選ぶことはかなり勇気が必要なことです。
どれだけ幸せな時間を過ごしていても、ふとした出来事や会話の間合いなどで「自分は浮気相手だ」「二人がこの先ずっと一緒にいられることはないんだ」と痛感してしまう場面は多々あります。
例えば、デートで行きたい場所があって「いつかあの場所に行こうよ」と提案した時、いつかという予定を具体的にすぐ決めることができなかったり、宿泊が必要な場所であれば心の中で「叶わない願いだな」と思いながらお互い笑顔で「いつか行きたいね」とむなしい約束を交わしたりしているときです。
不倫カップルにとって、未来の予定は確定ではないし、実現可能なことは限られています。
この先ずっと、ということを想定した会話は不可能だと実感した時、辛さのほうが幸せを上回ってしまうのです。
自分が浮気相手だと思い知らされるから
不倫している幸せよりも辛さのほうが強くなる理由には、自分が浮気相手だと思い知らされるからというものがあります。
不倫カップルがどれだけ楽しい時間を過ごしていても、彼女が「私って浮気相手なんだ」と実感することがあれば、それまでの楽しさは一気に吹き飛んでしまうものです。
彼には浮気相手の彼女よりも優先順位の高い家庭という場所があり、彼女が踏み込むことのできない絶対領域を持っています。
既婚者の彼が絶対領域にいる、と感じる場面ではどうしても自分は蚊帳の外という感覚を突きつけられてしまうところです。
例えば、デートで楽しんでいるときに奥さんから電話があると、いくら彼女と一緒にいても電話には出るし、彼女である女性は妻に悟られることのない様に気配を消さなければいけません。
息をひそめて、彼の電話が終わるまで我慢しなければいけない時間は、まるで”存在してはいけない人”と言われているようで、心に大きなストレスを与えます。
あの人が胸を張って「○○さんと一緒にいる」と言えない姿を見ていると、「あくまでも私は浮気相手なんだ」と思い知らされ、苦しみに支配されてしまうのです。
誰にも言えない関係だから
不倫している幸せよりも辛さのほうが強くなる理由には、誰にも言えない関係だからというものがあります。
苦しいときに誰かに相談できないというのは、苦しみが倍増する原因です。
不倫恋愛は、奥さんにバレてはいけないだけでなく、周囲の人や友達、親にも誰にもばれてはいけない恋愛。
どれだけ友達回りで「そろそろ彼氏いないの?」と聞かれても、親から「結婚相手はいつ連れてくるの?」と聞かれても、彼氏を紹介するわけにはいきません。
「まぁ、そのうちね」「いるけど、彼忙しい人だから」と恋人の詳しい話を避けて過ごさなければいけない時、恋愛話が好きな女子としてはとても歯がゆい気持ちになってしまいます。
また、不倫恋愛は辛いことが多いからこそ「誰かに話を聞いてほしい」と思うのに、誰にもその悩みのほとんどが「彼が奥さんの話をする」「家に帰っていく姿が辛い」など家庭を持っている人だとわかる悩みなので、打ち明けることができません。
悩みを独りで抱えなければいけないので、苦しみは増すばかりなのです。
人を裏切っている上で成り立っている恋愛だから
不倫している幸せよりも辛さのほうが強くなる理由には、人を裏切っている上で成り立っている恋愛だからというものがあります。
不倫恋愛は罪悪感と背徳感があるからこそ、苦しみが大きくなる恋愛です。
通常の恋愛にはあるはずのない、二つの闇の感情。
彼には、例え不仲だとしても奥さんがいて、守るべき子供がいる”家族”という社会があります。
不倫相手の女性も既婚者の男性も彼の家族を裏切っているから、恋愛が成り立っているのです。
結婚とは生涯人生を共に生きることを誓い、同時にパートナー以外と不貞行為を働かないという約束が成立しています。
体の関係を持った時点で、不貞行為をしないという約束は破られてしまっているので、彼は嘘つきとなっている人です。
その嘘をつかせてしまっている浮気相手の女性自身もまた、相手の家族を不幸にしていることに違いはありません。
自分が幸せになりたいだけなのに、誰かの不幸の上に成り立つ幸せは「本当の幸せとは言えない」と心に影を落とします。
彼のことを「好き」だけでは済まされない関係が、不倫恋愛です。
誰かが不幸にしていることを常に感じながら、一緒にいる時間は幸せを感じながらも時に苦痛しか感じないときもあります。
不倫の辛さに耐えられなくなる前に実行すべき事
彼とのデートで楽しかった場面を思い出す
不倫の辛さに耐え切れなくなる前に実行すべき事は、彼とのデートで楽しかった場面を思い出すことです。
楽しかったデートを思い出せば、辛い気持ちが沸き上がっても消化することができます。
不倫恋愛では、一緒にいる時間よりも一人でいる時間の多いもの。
次のデートを楽しみにしている最中でも、どうしてもネガティブな思考回路が働いてしまいます。
「なかなか会ってくれないけど、私のこともう飽きちゃったのかな」「家族のほうが大事なら私のこと捨ててくれていいのに」と本音ではない考えが浮かんでは、一人で落ち込んでしまうのです。
そんな時こそ、彼と付き合ってから行った場所や二人だけの秘密の会話、楽しかった時間を思い出すことで、ネガティブ思考から脱却することができます。
「彼は今忙しいだけ」「私のこと手放せないから関係が続いてるんだから」と彼に愛されていることを信じながら、待つことができるはずです。
楽しかったデートは、二人だけの特別な思い出。
辛さに押しつぶされそうになったら、特別な思い出に浸る時間を満喫しましょう。
一人の時間にできることを探す
不倫の辛さに耐え切れなくなる前に実行すべき事は、一人の時間にできることを探すことです。
一人の時間にできることを探せば、辛さを忘れる時間を持つことができます。
女性は特に、恋愛をしていると恋愛のことばかりが頭の中に巡ってしまい、「彼ナシの人生なんて考えられない」「だけどあの人には家庭があって私は選ばれないから苦しい」と苦しみの渦に飲み込まれてしまうところです。
しかし、一人でいる時間が充実していれば、思考の渦に飲み込まれることもありません。
やるべきことがあれば、人間は目の前のことに集中することができるからです。
新しい勉強でもいいし、今までやってみたことにチャレンジしてもいい。
難しいことでなくても、自宅の中でできるハーブ栽培やヨガなど静かな趣味を始めてもいいのです。
例えばアクセサリー作りやセルフジェルネイルなど、自分が好きなジャンルでできることが見つかると、集中する時間を持つことができ、その間は彼のことを考えなくても済みます。
一人の時間を充実させることは、時間を有意義に使うということです。
辛い時間が減っていく上に、彼と会った時の話題にもなります。
恋人候補を探す
不倫の辛さに耐え切れなくなる前に実行すべき事は、恋人候補を探すことです。
恋人候補を探すことは悪いことではありません。
むしろ、不倫恋愛をしている女性にとっては、未来を切り開くとても素敵なことです。
もちろん既婚者であっても、彼はあなたのことを好きなわけですから、いい顔はしてくれませんが、結果的にはお互いの幸せにつながります。
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不倫している彼のことが大好きで「他の男性との恋愛なんて全く考えられない」と思っていたとしても、出会いの場に出かけたり友達の紹介で友達を増やしたりすることは、必要です。
今すぐ恋愛に発展させなくてもいいので、友達として付き合える異性を増やすだけでも、この先不倫恋愛が終わったときに慰めてくれたり、不倫恋愛を終わらせられなくて悩んでいるとき傍にいてくれたりと、どんな関係に発展するか分かりません。
出会っておかなければ、新しい恋愛をしたくてもできるはずもなく、不倫をやめるきっかけも掴めないまま過ごすことになってしまいます。
辛すぎて耐え切れなくなる前に、動けることはしておきましょう。
将来の自分のために料理や掃除など花嫁修業として色々チャレンジする
不倫の辛さに耐え切れなくなる前に実行すべき事は、将来の自分のために料理や掃除など花嫁修業として色々チャレンジすることです。
花嫁修業は、いくらやってもいいもので、女度を磨く重要なことといえます。
この花嫁修業の”花嫁”は、何も不倫恋愛をしている相手の既婚者男性との結婚を指しているわけではありません。
彼のことが大好きで「奥さんから奪いたい」と思うのであれば、彼の花嫁になることを目指してもいいのですが、そこまで勇気がないのであれば「いつかの旦那様のために」という名目で十分です。
実家暮らし、一人暮らし、とそれぞれ家事でやれることは違います。
今できることと、これからチャレンジしたいこと、将来結婚した時に絶対できなければいけないこと、結婚生活でできたら生活が豊かになること、など分類わけして徐々にできるようにステップアップしていきましょう。
掃除や洗濯もただすればいいというものではありません。
結婚すれば、自分のものだけではないので、家のあらゆるところが掃除できるようになっていたほうがいいし、アイロンがけやシミ抜きなども出来ておいた方が素敵です。
彼との将来を考えるよりも、自分が将来奥さんになったときを想像する楽しさを味わうことができます。
不倫をやめる勇気を持てない女性に必要な考え方
不倫をしてしまう男性だということ
不倫をやめる勇気を持てない女性に必要な考え方は、今あなたが大好きな彼は「不倫をしてしまう男性だ」ということです。
不倫をする男性のことを、あなたはこれから先一生信用することが出来るのか、というところが大きなポイントとなります。
彼のことがいくら大好きで、「私のことを心から愛してくれている」と信じていても、相手は既に最高に愛した人を裏切ったという事実を背負った人です。
結婚というのは、人それぞれ様々なきっかけがありますが、「この人と一生添い遂げる」と約束したということ。
その誓いを破ってあなたと恋愛をしている人だということを忘れてはいけません。
この先ずっと不倫関係を続けていくとしても、あなたのことをこれからもずっと愛し続けてくれるとは限りません。
また「他に好きな人ができた」というかもしれないし、「やっぱり家族が大事だから身を引いてほしい」というかもしれない相手だということを覚えておきましょう。
不倫をやめない選択をした後待っているのは今と変わらない未来
不倫をやめる勇気を持てない女性に必要な考え方は、「不倫をやめない選択をした後に待っているのは今と変わらない未来」ということです。
不倫をやめる勇気が出ないからそのまま関係を続けるということは、今持っている悩みをずっと解決することなく持ち続けるということ。
不倫をやめる勇気がないなら無理に辞めなくても構いません。
しかし、彼と交際することで「もっと一緒にいたい」「なんで私を選んでくれないの」「家に帰っていく姿を見るのが辛い」「隠れて恋愛をし続けることが嫌」と不倫恋愛に一つでも不満があるのなら、その不満をこの先もずっと抱え続けなければいけないということなのです。
不倫をやめないからといって、すぐに何かが解決するわけでもなく、彼が決断を下してくれるわけでもありません。
現状維持のまま、悩みは悩みのまま持ち続け、不満は不満として持ち続け、時々感じる最高の幸せだけを頼りに関係を続けていきます。
そのまま年齢を重ねて、お互いの状況が変わってもまだ「不倫をやめる勇気がない」「不倫をやめるきっかけがない」と言い続けることになるに違いありません。
そんな未来を受け入れることができるのかどうか、しっかり考えてみましょう。
不倫相手に捨てられることがある
不倫をやめる勇気を持てない女性に必要な考え方は、不倫相手に捨てられることがあるということです。
不倫恋愛をしている女性の多くは、彼に捨てられるという思考をあまり持っていません。
不倫といえども恋愛の一つなので、感情の変化は起きて当然です。
不倫恋愛を「やめる勇気がない」と思っている人は、「奥さんにバレたらどうしよう」「誰かにバレたら関係は終わりだ」とリスクにばかり気を取られて、「でも彼と愛し合ってるから彼を失うことが怖い」と別れる決意をできずにいます。
しかし、この「愛し合っている状況」は一時のものかもしれないということも、視野に入れておく必要があるのです。
刺激的でリスクの高い恋愛だからこそ、燃え上がりお互いが求め合っていると信じ切ってしまいますが、いつまでも同じ気持ちを持ち続けるとは限りません。
いつか彼が「もう飽きた」「奥さんに子供ができたから恋愛は困る」と急に振られてしまうこともあるのです。
あなたが入れ込んでも彼にとっては所詮浮気相手だということを、理解しておかなければ判断を間違ってしまうことになります。
子供が欲しくなるとむなしい
不倫をやめる勇気を持てない女性に必要な考え方は、あなた自身が子供が欲しくなった時にむなしくなってしまうということです。
女性が子供を望んだ時、不倫相手との子供を望めるかというとかなり確率は低い望みとなります。
女性の体はとても神秘的です。
妊娠、出産ができる体に生まれたからには「子供が欲しい」と願うことも自然なこと。
特に体に何の問題もなく、妊娠が望めるのであれば、「絶対に子供が欲しい」と考え始める時期が来るかもしれないということは、覚えておきましょう。
今は全く考えられなくても、「彼との子供は望めないし」と割り切ることができていても、自分の女としての本能が叫びだしたとき、不倫をやめていなかったら虚しいばかりになってしまいます。
既婚者の彼との子供ではなく、他の誰かと結婚して子供が欲しい、と願ったとしても、不倫をやめなければその相手と出会う年齢は後ろ倒しになるばかり。
年齢を重ねるごとに妊娠率は下がり、出産のリスクは高くなります。
年齢を重ねてからそんな相手を見つけることすら難しくなってしまうはずです。
自分の年齢と、女性として安全に出産ができる年齢、今とは違う考えになるかもしれないという考え方は持っておくべきといえます。
親から結婚を諦められると悲しい
不倫をやめる勇気を持てない女性に必要な考え方は、親から結婚を諦められると悲しいということです。
親からの結婚の催促にうんざりしている女性も多いですが、いざなくなってしまうと悲しいと感じるもの。
女性は結婚適齢期と呼ばれる年齢が存在します。
一般的にはクリスマスケーキに例えられ、24歳、25歳、26歳がおいしい時期と比喩されているところです。
しかし、近年では女性の社会進出で晩婚化が進み、多くの女性の結婚年齢が上がってきています。
それに加えて不倫恋愛をしている女性は、より一層結婚から遠ざかってしまうので、独身時代を長く過ごすことになるのです。
親もある程度の年齢までは、「うちの娘もそろそろ結婚相手を連れてくるかな」とワクワクして待っていますが、30歳前後から「まだ結婚しないのか?」「そろそろいい人もいるでしょ」と催促が始まります。
不倫恋愛真っ最中であれば、当然結婚は夢話。
気が付けば35歳、40歳、と年齢を重ね、両親は「うちの娘はもう結婚は無理だ」と諦めてしまいます。
今まで催促されていたら嫌だと思っていたのに、諦められてしまうと「私だって本当はしたかったけど、結婚できる相手じゃないんだもの」と今までの恋愛を振り返って悲しい気持ちになってしまうのです。
辛いけど不倫相手をすぐに諦められない時ステップを踏んで未練を断ち切る方法
ステップ1:大好きな彼は既婚者だときちんと認識する
辛いけど不倫相手をすぐに諦められない時に未練を断ち切る方法として、ステップ1は大好きな彼は「既婚者だ」ときちんと認識することから始めましょう。
不倫恋愛をしていると、デートはいつも二人きり、人目を避けて社会とも離れて、まるで時が止まったように二人の時間を過ごします。
そのため、彼が既婚者だということも忘れてしまいがち。
特に相手が結婚指輪を外している人であれば、なおさら既婚者だと認識しづらいものです。
頭では理解しているつもりでも、実は本当に納得していることは少ないので、しっかり認識することが大事になります。
相手が既婚者だと認識するためには、かなり勇気が必要ですが彼に家族の話を聞いてみましょう。
しかもかなりプライベートな内容です。
年齢や家族構成を聞いてもピンとくるものではありません。
「奥さんの得意な手料理と、あなたが好きな奥さんの手料理は何?」「家に帰ったら子供と一番にどんな会話をするの?」と家の中でしか分かりえないことを聞くことで、彼のプライベートを垣間見ることができます。
ステップ2:彼の愛情が冷める時のパターンを考える
未練を断ち切る方法の、ステップ2は彼の愛情が冷める時のパターンを考えてみましょう。
未練を断ち切ることができないのは、彼に愛されている実感があるからです。
「不倫は悪いことだから別れなければいけない」「相手のご家族に迷惑がかかるからやめなければ」と自分の感情とは別の理由で別れを考えているときには、彼への未練がなくなることはありません。
未練を断ち切るためには、あなたが彼を愛さなくなる、もしくは彼からの愛情を全く感じられなくなる、のどちらかしかないのです。
既婚者であり、家庭を持っているあの人が、あなたへの愛情が冷めてしまうときというのはどんな場面があるか、パターンを書き出してみます。
例えば、彼に新しい好きな人が出現した、奥さんとの夫婦愛が復活した、奥さんが妊娠して家庭中心の生活になった、など既婚者の彼が不倫をしているどころではなくなってしまうパターンをいくつも書き出しましょう。
そして、書き出したパターンはすべて、可能性として大いにありうるものだと理解します。
「いつ終わってもおかしくない恋愛」としっかり認識することで未練を断ち切る準備が整うはずです。
ステップ3:自分の時間を充実させるものを探して行動する
未練を断ち切る方法の、ステップ3は自分の時間を充実させるものを探して行動することです。
あなたの人生は恋愛をするためだけに与えられたものではありません。
ましてや既婚者との恋愛につぎ込んでいる時間は、充実した時間でもありながら報われない時間でもあります。
人としての成長ができるので無駄ではありませんが、「先に進みたい」という気持ちを持っているのであれば、人生のステップアップに向けて意識を移行していきましょう。
あなたの人生、どんなことに幸せを感じどんな世界を見たいのかゆっくり目を閉じて思い描いてみてください。
あなたが子供のころ、どんな大人になりたかったか思い出してみましょう。
今なりたかった大人になっているか、やりたかったことができているか、少しでも夢に近づいているか、そのギャップを埋めるための行動を落とし込んでいきます。
夢は変わっていてもかまいません。
大人になるにつれて見える世界が変わり、やりたいことが変わるのは自然なこと。
しかし、諦めと惰性で生きているのであれば、今一度未来を想像してみましょう。
あなたが歩みたかった人生を歩むために必要なことを始めるのです。
ステップ4:出会いを求めて人と関わる
未練を断ち切る方法の、ステップ4は出会いを求めて人とかかわることです。
未練を断ち切るのに必要なのは、やっぱり人との出会い。
恋愛に限らず、価値観を共有できる人、楽しみを分かち合える人、癒しあえる人、お酒を楽しく飲める人、未来を語り合える人、話していると勇気が持てる人、ポジティブな考えを持っていて影響力がある人、など人生において重要人物はたくさんいるはずです。
恋愛だけを求めて出会いをしていると、その他の役割をしてくれる大切な出会いを見落としてしまう可能性があります。
出会いこそ宝。
たくさんの人と出会い、人生を豊かにし、彼のことを考える時間を減らしていきましょう。
そして、この時期に可能であれば彼との別れを決意することがベストです。
たくさんの出会いがあるときは、忙しくて不倫をしている時間が取れなくなります。
別れるきっかけとしては十分な理由です。
ステップ5:恋愛に依存せず人生を楽しむ生き方を見つける
未練を断ち切る方法の、ステップ5は恋愛に依存せず人生を楽しむ生き方を見つけることです。
たくさんの人との出会いを経験することができれば、人生は豊かになります。
人との関わりの中で、今まで自分の人生にはなかった考え方や遊び方、生き方を積極的に取り入れてみましょう。
人間というのは、どうしても慣れ親しんだものの方が、安心するため変化を怖がるものです。
しかし、変化こそが人間性を成長させるチャンス。
不倫相手を諦められない、と思い込んでいる殻を脱ぎ捨てて、新しい自分と出会ってください。
「どんな変化も受け入れることができる」「どんな人とも上手く付き合っていくことができる」「恋愛はしたいときにすることができる」と声に出して言ってみましょう。
不倫恋愛をまだ終わらせることができていない人は、このラストのステップで勇気を振り絞って「私、新しい人生を見つけたい」と切り出します。
人生に向かうポジティブな言葉は、既婚者の彼の応援を引き寄せ、笑顔で別れることができるはずです。
人生を楽しんでいれば、必要な出会いは舞い込んでくるもの。
恋愛も必要な時にできるはずなので、それ以外のことを楽しめるようモチベーションをあげていってください。
不倫の辛さに耐えられなくなる前に心の整理を付けていこう
不倫恋愛をしているとどうしても辛い時間が多く感じてしまいます。
辛いのに幸せな時間があるからこそ、既婚者の彼を手放すことができません。
しかし、不倫の辛さに耐えられなくなる前に、自分自身で心の整理を徐々に付けていくことで、既婚者の彼から卒業することも可能です。
好きだから別れる勇気がない、と思っている人でも自分の心がスッキリすれば、別れを決意することもできます。
ステップを踏みながら未練を断ち切り、自分の人生を豊かにしていきましょう。
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