「夢のために恋人と別れるべき？」「どうしてもやりたいことがあると言われたら、身を引くのが愛情なのかな」と、彼氏から告げられた言葉に心の整理をつけられないあなた。
「気持ちがつながっていればいい」とも思えますし、「今まで通りに付き合えないなら離れた方がいいのかも」と考えると、どう判断すればいいのか迷ってしまいます。
終わりを告げられた時に、夢のために恋人と別れるべきかを判断するための賛成派や反対派の意見をお伝えしていきますので、参考にしてください。
どんな別れがあるのか、何だったら諦められるのかなどのジャンル分けや共感できる恋愛ソングのご紹介もありますので、心を整理しながらお互いのために納得できる未来を探しましょう。
目次
夢のために恋人と別れようと思う人の考え
二兎を追うものは一兎も得ず。同時に2つのものは得られない
同時に二つのモノを得ることが出来ないと思っている人は、夢を追いかけるために恋人と別れようと考えます。
先人の智慧で、二兎を追うものは一兎も得ずという言葉があるように、何もかも追い求めては、どちらにも集中する事が出来ず、両方手に入れられない可能性が高まるものです。
夢を追いかける時には、集中する時というものがあります。
「今を逃したら、もう二度とチャンスが訪れないかもしれない」と考えたら、何が何でも目の前の一瞬に手を伸ばさなければいけません。
全集中するためにも、自分の中にある意識を向ける対象を少なくしておくことが、力を発揮させるコツです。
恋人に対して優しい人は、気をまわしてあげられない事に罪悪感を覚え、放置してしまうのが悪い事だと考えるので、どちらも追いかける事は出来ないと思っています。
あれこれ同時進行出来ない男性に多く、意識を一点に集中して必ず掴み取りたい未来がある場合に、恋人との別れを選ぶのです。
気が散りやすかったり、優しすぎて放っておけない人だったりと、自分の性格を理解しているからこそ、選ぶ方法と言えます。
エネルギーの分散が起こりどちらも中途半端になってしまいそう
夢のために恋人との関係を終わらせようと思う人は、エネルギーの分散が起こってしまう事を懸念しています。
何かを得るためには、全力で向かわなければいけません。
軽やかに何でも手に入れてしまう人も、世の中にはいますが、多くの場合は努力をして一つづつ経験を積み上げていくことで、欲しいものを手に出来るものです。
恋愛と夢という畑違いの分野の二つが目の前にある時、どちらにも意識を向けると集中力が欠けてしまいます。
エネルギーを賭して向かうからこそ、一つの未来を引き寄せることが出来るわけですから、中途半端に意識を向けていると、どちらにも頑張る気力が沸き上がらずに時間ばかりが過ぎてしまうわけです。
エネルギーの分散は、よく働くこともありますが、悪く働いてしまえば全てが中途半端になります。
仕事でも、ビッグプロジェクトがある時には、通常業務へのウェイトを抑えたり計画的に集中できるスケジュールを組んだりするはずです。
エネルギーの分散が起こらないようにするためには、選択肢を減らすというのも一つの方法と考えています。
一点集中！他のものを捨ててでも本気で夢に挑戦したい
他の物を全て捨ててでも本気で夢に挑戦したいと思っている人が、恋愛を手放そうとします。
将来の夢に対してのモチベーションは、人それぞれ違うものです。
小さなころからずっと憧れていた仕事や職業があっても、現実社会で目指すには環境が難しかったり、日々に追われて目の前の事に精一杯になってしまったりと、心の中に夢が残っていても全力でチャレンジ出来ない状態にある人も少なくありません。
あるいは、ずっと憧れて続けてきたからこそ、ひたすら夢に向かって頑張り続けている人もいます。
何の目標もなく生きている人とは違い、心の中に志を持っている人は、何かのきっかけがあることで情熱が燃え上がり始める事も。
チャンスというのは、いつ何時訪れるか予想できるものではなく、ある日突然やってくることがあります。
心の中でずっと憧れていた夢に向かって頑張るチャンスがやってきたとき、目の前の現実の全てをなげうってでも「これに賭けたい」と無我夢中になる時があるのです。
弱音を吐ける環境があるから恋人に甘えてしまいそう
別れを考える人は、恋人が近くにいる事で「甘えてしまいそう」と心配するタイプです。
一人でいる時には、何でも頑張れる人でも、誰かが近くにいるとつい頼ってしまうと言うのは、よくある事。
例えば、生活に目を向けると、一人暮らしの人が自炊をして家計も節約を意識しながら上手にしているのに、実家に帰った途端、母親に料理も洗濯も全て委ねてしまうのと同じです。
夢を追いかける時には、自分を律する生活をしなければいけない時もありますし、ストイックに何かを突き詰める作業を要する事もあります。
誰かが同じ空間や視界の中にいると、つい話しかけたくなって休憩を多めに取ったり、まだ課題を終えていないのに一緒に出掛けたくなったりするものです。
頑張る時には、追い込んだ状況にした方が力が入る人は多くいます。
恋人と別れて常に夢と向き合う時間だけに生活の全てを注ぐことで、妥協する自分を排除しようとしているわけです。
「後がない」と必死で頑張るために自分を追い込みたい
別れを切り出し、全てを手放してしまう事で「もう後がない」と追い込むことで、夢に向かって頑張れる人もいます。
少し気が緩みそうになっても「恋人と別れてまで、挑戦しているんだ」と思えるだけでも、姿勢が正されるはずです。
妥協案や諦めた先の道が用意されていると、ふと気が緩む瞬間にすぐ流されてしまいます。
恋人と別れずに「いつまでも待っているよ」と言ってくれていたとすると、夢を追う事に疲れた時に「もう普通の暮らしでいいか」「好きな人と幸せになるだけでも十分奇跡だ」と思えて諦めやすくなるのです。
別れてしまえば、「自分にはこれしかもう道がない」と選択肢を無くしているので、意識を向ける先もなくなっていますし、諦めたところで孤独感が待っているだけの状態になっています。
「後がない」と思うことで、とにかく目の前の事に取り組まなければいけない使命感が生まれますし、別れを受け入れて決めてくれる相手のためにも「結果を出さなればいけない」という義務感で余計に集中できるところです。
「自分のために我慢をさせている」と思う日々を予想。恋人に迷惑をかけたくない
恋人に迷惑を掛けたくないという気持ちが強い人は、自分のしたいことに向かう前に、巻き込んでしまいそうな人を徹底的に遠ざけようとする傾向にあります。
何かに向かって本気で頑張っている時というのは、周りに目が向かなくなるものです。
集中しているわけですから、いつも通り周りの人や出来事に構っている訳にはいかず、自分の目指す未来に向かって必要な情報だけを得て、最低限の行動だけをするようにして、全神経を向かうべき所に焦点を当てていきます。
特に、不器用な人にとって、今までの様な日常を送りながら、新しい事にチャレンジしたり、本気で頑張る為の日々を取り入れたりするのは、至難の業。
自分が頑張るほど、大切な人が悲しむ姿なんて見たくはありませんから、最初から遠ざけておいた方が迷惑にならないと考えます。
連絡頻度が落ちたり、会えなくなったりすることが分かっているのに、堂々と「未来を掴むまで待ってほしい」と自分のワガママに付き合わさせる覚悟のある男性は、そういません。
夢のために恋人と別れる必要はないと思う人の考え
別れるときに悪者になりたくないだけ
何かに向かうからといって、わざわざ別れる必要はないと考えるタイプの人は、ただ破局を切り出す事で悪者にされるかもしれない現実を避けたいだけです。
恋人同士の別れは、どうしてもいづれかの一方的な主張を貫く形が多く、悪者として記憶に残りやすくなります。
「あの人のせいで、傷つけられた」「上手くいっていたと思っていたのに、裏切られた」など、後からどんな誹謗中傷を受けるか分かりません。
本当に円満で別れるケース以外は、恨みや憎しみが生まれてしまいやすいので、可能なら愛情が薄れてきたとしても交際は続けておきたいと考えるタイプです。
自分から別れを告げると、相手に恨まれてしまう確率が高くなり、今後ずっと気にして生きていかなくてはいけなくなります。
人の気持ちを伺いながら、目を気にして生きていくのは、かなり精神的にしんどいものがあるところです。
夢を追いかけたからと言って、悪者になる必要はありませんし、「自分から今、別れを切り出さなくても上手くいかなくなったら相手から言い出してくれる」と考えていますから、自分のリスクを減らしたいと望んでいます。
別れるための口実でしかない
「夢」というワードそのものが、別れるための口実でしかないと考えている人は、わざわざ破局の道を選ぶ必要はないと思っています。
本当に好きなら、付き合っていればいいのに、別れなければいけないのは、「本当は別れたいという気持ちが隠れているからだろう」と疑っているわけです。
好きなら、どんなに会えない時間が増えても、会話の内容が恋人の事でなくなっても、関係を続ける事は出来ますから、捉え方も過ごし方も自分次第となります。
愛情が無くなった時しか別れは訪れないと考えている人にとって、何かに頑張るから恋人との関係を終わらせるというのは、到底理解できない事です。
このタイプの人は、自身の恋人に賭ける愛情は自負していますし、自分達は別れるはずがないと考えています。
仕事が忙しくても、会えない日が続いても、相手の気持ちを信じ、自分の思いは変わらず恋人に向けることが出来ているので、安定した関係が築けているはずです。
愛情たっぷりの恋人と向き合っていて、相手の想いも尊重したいけど「ちょっと引っ掛かるな」と感じる時には、あなたの心がカレの本音を掴んでいるからかもしれません。
価値観や考え方が違う人とは、いつか別の道を歩き始める事も多いものですから、何に引っ掛かりを覚えたのか向き合ってみるのも大事です。
こちらの記事では、彼氏と別れた方がいいのか判断するポイントがしっかりと学べます。
女性の心理とあなたの心の状態を比較しながら、今後の事を考える参考にしてください。
好きなら幸せにするために付き合うべき
夢のために別れるという選択をしない人にとって恋愛への考え方は、相手の事を本気で好きなら、とことん幸せにするために付き合い続けるべきだというものです。
「一緒にいて楽しい」「隣にいると落ち着く」など、交際の理由は様々ありますが、共通して「相手の事を幸せにしてあげたい」「二人で幸福に満たされていたい」という願いを持っています。
自分が「幸せにしてあげる」と豪語できなくても、何か一つでも好きな人のためにしてあげられないか、考えているはずです。
夢を追いかけているからと言って、相手の為に何かをしてあげたいと願う気持ちが変わるわけでもなく、幸せにしてあげたいと望んでいるなら、その歩みを止めるべきではないと考えています。
相手が夢を追いかけているなら、傍で応援して叶う所を見届けるのが幸せですし、自身がチャレンジしている時なら、努力の過程で気付いた学びをシェアするのも良いですし、幸せにしてあげることと自分の夢とは別問題と切り離すことも出来るわけです。
相手の幸せありきで考えると、別れる理由にはとても該当しないという意見を持っています。
離れても別れなければいつか一緒に過ごせる
忙しくなって離れる時間が多くなっても、別れを選択しなければいつかは一緒にまた過ごせる日が来ると考えている人は、すぐに破局という結論を出すことはありません。
交際に関して、明確なルールがあるわけではありませんので、自分達が「どうしたいか」という部分が非常に大事になります。
一カ月連絡を取り合わなくなったら「自然消滅した」と考える人も多いですが、本人たちが双方「来月になったら、時間が少し空くから連絡を入れよう」「今はやりとり出来ないけど、落ち着いたら会いに行こう」など、全く破局したつもりでなければ、交際は続いていることになるところです。
受け取り方次第であり、お互いが理解し合えているかが大事な部分。
夢を追いかけていると、どうしてもそちらに集中しなければいけないので、デートが出来なくなったり、電話やラインが出来ない日も格段に増えてしまう事が予想されますが、完全に破局の道を選んでいなければ、どこかのタイミングでまた成長した姿で続きから交際を再スタートする事が出来ます。
夢のために恋人と別れる…どんな夢のために別れている？
海外留学
海外留学は、恋人と別れを選ぶ人がとても多くいます。
県外に引っ越したり、仕事のために遠方に行ったりするのとは違い、国をまたいで離れてしまうのは、かなり大きな出来事です。
オンライン会議やビデオ通話が普及した現在では、海外同士でも顔を見て会話をする事が出来るので、距離感を感じないことも増えてきましたが、立場が恋人となると別。
触れ合えないもどかしさは、友達同士が会えないのとはわけが違います。
しかし、日本という国の中では見られない景色が、国外にはたくさん存在するのは確か。
海外旅行をしたことが無い人が、初めて日本から出たら「世界観が変わった」「自分の悩みがちっぽけに思えた」と感想を残す人が多いほど、異国の地は沢山の情報と刺激が溢れています。
夢を追うためには、ロマンが広がっていますので、海外留学を機に別れを決める人が多いのです。
熱中したい仕事のため
熱中したい仕事がある時に、恋人と離れることを決断することがあります。
ビジネスをしている人にとっては、大きなプロジェクトを任されて、今までの経験をすべて活かしながら全精力を注ぎ込みたいという時が、あるものです。
または、今までしたことが無い仕事に対して、本気で取り組もうとしたときに、自分が持っている常識が何も通用しなくて、神経を集中させて学びの環境に入ったり、先輩にくっついて肌で感じ取って自分のものにしていったりする時。
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恋人がいて邪魔な訳ではありませんが、ビジネスのシーンで本気の時というのは、仕事とプライベートの区別がつかないほど、一日中その事だけを考えて過ごす日が何日もある状態になりますので、どうしても待っている人がいるという状況だけで負担感を抱いてしまいます。
「連絡しなくちゃ」「彼女の話を聞いてあげないと」とやりたい仕事とは別の事に気を回さなければいけない事態に、既にモヤモヤを抱えてしまうのです。
やりたいことに集中できないもどかしさは、恋人への苛立ちへと変化してしまいますので、終わりを迎える事が多くなります。
難しい資格などの勉強のため
難しい資格などの勉強をする時、寝る間も惜しんで机に向かっている状態になるため、恋愛は続けられなくなることが多いと言えます。
学生の頃は、授業で習ったことを試験で発揮すれば単位は取れたし、資格取得も難しくはなかったはずです。
大人になってから働きながら資格取得を目指したり、国家資格のために日々勉強漬けになったりしている人にとって、恋愛は邪念を引き寄せて、勉強の邪魔になる事が少なくありません。
受験生は恋愛禁止、という話もあるくらいですから、どうしても浮足立ってしまうのが恋。
難しい資格に挑むときには、本気で集中力を高めて、ゲン担ぎをして、合格する事だけを考えている必要があります。
勉強がはかどっている時に、恋人からのラインが入ってくれば、集中力が途切れますし、返信に頭を悩ませている事自体に「時間がもったいない」と感じてしまうのです。
同じ資格を目指して一緒に勉強しているのなら、また話は別ですが、一人で勉強という戦いに挑んでいる時には、恋愛から遠ざかりたいと考えます。
なりたい職業のため
なりたい職業がある時には、恋愛よりもやりたいことを優先させて別れる道を選ぶ事があります。
職業の選択は、もはや自分の生き方を決めると言っても過言ではありません。
一日の中で、長い時間を費やす仕事は、考え方や生活スタイル、価値観や情熱など全てを注ぎ込むようになります。
志を持って仕事をしていると、生きている中の使命となり、働くことが周りの人の役に立てる喜びと善意の循環による人との関わりで充実感に満たされるところです。
小さなころからの夢や学生時代に見つけた目標は、仕事を通してなりたい自分になるための一歩。
恋愛をしていても目指す事は出来ますが、しっかりと知識や経験を積むために一人の時間を確保するために、恋人と別れる人も多くいます。
全面的に応援してくれる恋人であれば、適度な距離感を保ってくれる人もいますが、往々にしてワガママが出やすいのが恋愛です。
集中したいときに「会いたい」と言われて困ったり、頑張っているだけなのに「私と仕事とどっちが大事なの？」と聞いてきて、返答出来なかったりすると、自由になりたいと考えます。
結婚して子どもを持つ
結婚して子供を持つことを夢に持っている事がきっかけになり、恋愛を終わらせることもあります。
恋愛をしている相手と、必ず結婚というゴールを迎えられるわけではありません。
結婚願望は、人それぞれ違いますし、「いつかは家庭を持ちたい」と思っていても、考えている時期が違えば、何を優先するべきか悩むところです。
「どうしても結婚したい」「子供をもちたい」という願望が強い人とお付き合いしている人が、独身でいることを望んでいたり、恋愛相手としては楽しくても、パートナーとして選ぶことはなさそうと思っていたりすると、その人とは別れを選びます。
恋愛と結婚は違うと言われますが、家庭を持つことに強いあこがれを持っている人にとっては、穏やかな生活や居心地の良さを重視したいところなので、付き合っている人が該当するかどうかは慎重な判断が必要です。
「生涯のパートナーはこの人ではない」と思ったり、「あの人の気持ちを待っていたらいつになるか分からない」と絶望を感じたりしたら、別れて夢である結婚に向けて適切な相手を探すようになります。
起業
会社や事業を立ち上げる起業を理由に恋人との関係を終わらせるケースがあります。
自営業として、起業するのはお金も時間も知識も必要です。
勢いだけで会社や店舗を立ち上げても、戦略がなければ継続的利益を発生させることは難しいですし、応援者を募っておかなければ、経済的や運営のノウハウ的にもすぐに行き詰ってしまいます。
起業するためには、事前に準備をしっかりして、覚悟を決めて取り組まなければいけません。
恋愛をしているからダメというわけではありませんが、どうしても勉強会や手続き、人脈を広げるための交流などを繰り返していると、デートの時間を確保するのが難しくなりますし、仕事の話ばかりになって恋人に不満を抱かせる原因となってしまいます。
頭の中は仕事の事でいっぱいですので、相手のことを想ってという意味でも、終わりを迎えることが多いのです。
相手の夢がどんなものならその恋を諦められる？
長年叶えたいと語っていた夢
諦められる夢は、長年「どうしても叶えたい」と本人がずっと語っていたものです。
有言実行できる人は、現実的にはかなり少ないもの。
「いつかやりたい」「成し遂げたいことがある」と言っていたとしても、行動を起こさなければ、現実を作り上げる事は出来ませんし、夢物語で終わってしまいます。
しかし、ずっと語り続けてきたことに対して、「ようやく目の前にチャンスがやってきた」「本当に動き出そうと思う」と覚悟を決めて伝えてきてくれた時には、応援する他ありません。
夢物語ではなく、本当に現実として手に入れるために努力してきたことがよく分かるため、「集中したいから恋愛を終わりにしよう」と告げられても、「相手との関係を諦める事で応援に繋がる」と思う事が出来るのです。
ずっと語ってきた事を思い描いてきた期間が長いほど、本気度は大きいのが伝わってくるので、「応援して、叶える姿を見たい」と思えるようになります。
お金や時間が恋人に影響があるレベルの夢
別れを告げてくる相手が思い描いている夢が、自分自身に影響を与えてくるものが大きいほど、諦めもつくものです。
特に、お金の面や一緒にいられる時間が大きく変わってくるなら、恋人として一緒にいることの意味について考え直すようになります。
夢を追いかけるのは、人それぞれの自由ですが、付き合っているという事実がある事で、「レッスン費用を援助して欲しい」「頑張っているからデート代は全部持ってほしい」など言われると、「どうしてそこまでしないといけないんだろう」と疑問が浮かぶものです。
また、デートの時間を削られて全く会えなくなったり、夢を追いかけることを中心とした生活になることで、リズムが変わったり、何かを犠牲にしなければいけなくなったりすると、「そこまで付き合う必要があるかな？」と不満が生まれます。
好きな人の夢は応援したいけれど、そのために自分の時間やお金に影響が出ると、「大切にされていない」と感じて、愛情も冷めてしまうわけです。
生活リズムも経済面も、会話の内容も今までと変わっても「あの人のために尽くしたい」と思えるのはごく一部の人のみと言えます。
恋人の自分が力になれそうにない夢
自分が力になれないと悟ってしまうような夢であれば、別れも受け入れざるを得ません。
相手が「本気で集中して向かいたい」と言い出したことが、どうにもサポート出来ないものであれば、「受け入れるしかない」と覚悟を決めることが出来ます。
例えば、「僧侶になりたいから修行に出たい」「戦場カメラマンになりたいから、戦争中の地に行ってくる」「外国語講師になるために、海外留学に行ってくる」など。
本人は決めきっているので、何かサポートをしてあげたいと思うものの、修行に付いていくわけにはいきませんし、一緒に戦争地にいくのも命を懸ける覚悟が必要です。
海外留学も、現在はオンラインで顔を見ながら連絡を取ることも出来ますが、慣れない異国の地で頑張っている人に対して、今までと同じ生活を送っている姿を見せてもいいものか悩むところ。
夢は、本人の心の中に燃え滾っているコトに対して、集中して取り組むものですので、恋人と言えども何か言えるものでもないのが事実です。
起業
起業をすると言われても、恋人が何かが出来ることは少ないと言えます。
証券会社や金融関係勤めの人、または行政書士や税理士なら、経営の運営についてアドバイスできることがあるかもしれませんが、なかなか職業的に相性が良いカップルというのは少ないものです。
生活リズムも変わってしまいますし、人付き合いも今までと同じようにはいかなくなります。
「仕事に集中したいから」「本気で人生をかけてチャレンジしたい」と言われたら、「邪魔をしないようにしたい」と離れることが応援に繋がると考えるところです。
起業は、中途半端な覚悟ではできません。
飲食店であれば、味やお客様の流れのシミュレーションを何度も繰り返して試さなければいけませんし、仕入れや卸の業者選定や一連の動きを考えて組み立てなければいけないものです。
営業系やサービス、福祉、行政などどの分野でも専門知識が必要ですし、事務的な手続きも素人が勝手にやって出来るものではありませんから、常に勉強をするようになります。
隣で見ていたとしても、恋愛と両立させるのは大変なのが分かりますので、納得して離れることを決めるわけです。
「共感できる…」別れについて歌った恋愛ソング
『me me she』RADWIMPS
夢を見ている人にとって、恋人と過ごす時間と自分が追いかけたい未来を天秤にかけるのは、とても難しい事です。
大好きな人に別れを告げてまで手に入れたい未来に向かったとしても、恋人の姿を忘れる事は出来ません。
一緒に過ごした日々や約束した事、あの日の笑顔などの思い出の数々が、また夢を追いかけるための糧になります。
胸を締め付ける辛い気持ちと同時に、一緒に過ごした時間があるからこそ勇気を出して一歩を踏み出すことが出来た事に対しての感謝が一気に押し寄せて、心の中はとても賑やかです。
がむしゃらに頑張っている時には見えなかったことも、少し落ち着いて状況が変わってくると分かることがあります。
彼女を待たせてしまった分、今度はいつまででも待っていたいと思うのは、いつまでも大好きでいると誓いあった約束があるから。
一緒にいてくれた人が、夢を追うための心を強くしてくれたことに気付ける歌だと言えます。
『さよならの前に』AAA
本気で愛し合ってきた二人にとって、交わした言葉や約束は全て本物。
別れの時がやってきたときに、今までの事がすべてウソになってしまう事に胸が押しつぶされそうになってしまいます。
「こんなに辛い結末が待っているのに、出会った意味って何だろう」「こんな最後だと分かっていたら、きっと最初から出会わなかったはずだよ」と思いたくなります。
けれど、本気で愛したからこそ、どんな未来が待っていたとしても必ず恋愛はするし、少しでも長く一緒に居たいと願うようになるのも事実。
夢を追いかけていると、突然決断を迫られることも起こるはずです。
「もっと一緒にいられるはずだったのに、どうして今なんだろう」と運命を呪いたくなる人も少なくありません。
大好きな人との終わりを迎えても、きっといつか「これで良かったんだ」「あの頃の記憶があるから、幸せに向かう事が出来る」と思える相手と出会えた事に、喜びが沸き上がってきます。
『ハッピーエンド』back number
好きな人から告げられる別れは、とても辛くて苦しいものですが、大好きだからこそ困らせたくないと思うのもまた、惚れたモノの弱み。
自分の胸の中には、まだ気持ちが全然色あせていないのに、「大好きよ」「私がいれば何もいらないと言って」「私をずっと覚えていて」と沢山の言葉を飲み込んで、見送る事しかできない切ないラブソングです。
別れの前には、離れていて会えない日もあったし、上手くいかない事もあったけれど、同じ想いを持っていたから続いてこれたのに、終わりを告げられる事であっけなく日常に幕を閉じられてしまいます。
恋が始まるのは何気ない日常の一コマ。
自分を認めてくれた優しさや「一人にしないよ」という言葉で、どれだけ心が満たされたか、分かっていないことにもどかしさを感じます。
離れていくカレを本当は引き留めたいけど、決意を固めている人を本当の意味で留める事は出来ません。
愛してくれたことに「ありがとう」と言うしかないですが、勝手に心が思い出に出来るまで、好きな気持ちは持ち続けていてもいいのかな、と思える一曲です。
『You Go Your Way』CHEMISTRY
別れにも様々なものがあります。
はじめから終わりを迎えることが分かっているのに、恋をしてしまった二人の最後。
期間限定の恋、深入りするつもりはなかったけど、どうしようもなく惹かれてしまった想い、永遠に一緒にいられないと分かっていた関係など、分かっていたはずの終わりほど静かで辛いものはないかもしれません。
心変わりをしたわけでもなく、誰かが悪いわけでもないのに、別れなければいけない運命のその時を迎えてしまった二人は、自分で自分を納得させるしかなく、涙を流してもいつもの笑顔を見せる努力をしてみるものです。
変わらない想いを持っていても、目の前からいなくなってしまうからこそ、情熱は冷めてしまいますが、「こんなに愛した事は忘れたくない」「あの人もきっと覚えていてくれる」と思う事が、これからの生きる糧になります。
オフィシャルビデオでは、移住外国人が登場しますので、帰国予定が決まっていた外国人との恋愛を連想するところです。
日本人同士だとしても、離れなければいけない事を分かっていても好きになってしまう事はあります。
想いを持ち続ける事の苦しさと喜びを感じられる曲です。
『それぞれ歩き出そう』阿部真央
終わりのその時まで、相手の幸せを願えるのは、とても幸せな恋愛だったと言えるはずです。
どんなことがあっても、味方でいる事を決めきっている恋人というのは、とても心強い存在です。
つい甘えてしまったり、頼ってしまったりしますが、その時にはなかなか気が付けないもの。
振り返ると、どれだけ愛してくれていたのか、味方になってくれていたのか身に染みるはずです。
強がる彼女もたくさんいますし、プライドが邪魔をして弱い部分を見せられない男性もいます。
「もっとさらけ出してほしいのに」と思って寂しく感じる事もありますが、そんな恋人がいたからいつも元気になれたり、勇気が出て一歩を踏み出せたりしたことも。
お互いの道を進みだすときに、今までずっと力になってくれた人だと思えるのなら、全力で幸せになるよう心から送り出したいものです。
別れる？別れない？どちらの決断をするにも後悔の少ない選択をしよう！
どうしても叶えたいものがある時、恋愛と天秤にかけてどちらかを選ぶのは、かなり辛いものです。
夢のために恋人と別れると決めた人から、決意を聞かされたのなら、どんな未来を選ぶにしても、お互いのためになる最善を考えて決める必要があります。
離れてしまうのは辛くても、幸せな気持ちのまま送り出せるのなら、相手の背中を押してあげるのも愛情の一つです。
あなた自身が後悔しないよう、精一杯考えて結論を出しましょう。
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