悪いところを指摘してくれる彼氏は貴重!彼氏の本音や愛情ポイントでもっと彼と信頼関係を築くコツ
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悪い所を指摘してくれる彼氏に、落ち込んだり「感謝するべきなの?」と迷ったりしているなら、心が不安定な状態になり、なかなか結論にたどり着けない事もあるものです。

実は、貴重な存在と言われていても、あの人の本音を知らない限りはにわかに信じがたくて落ち込む一方になってしまいます。

ここでは、悪いところを指摘してくれる彼氏がなぜ貴重なのか、詳しく解説していきますので、信頼関係を築くための参考にしてください。

本音を知り、愛情を感じるポイントを掴めば、きっとこれからも大切にしてくれるあの人の想いを汲みとれるはずです。

「私の事が嫌いなのかな」と落ち込んでしまっている時には、ぜひ最後まで読んでみましょう。

目次

悪いところを指摘してくれる彼氏って?指摘された時に思うこと

若い女性ほど「嫌だな」「うっとおしい」とネガティブにとらえがち

自分の悪い所を指摘されると、若い女性ほど「嫌だな」「うっとおしい」とネガティブに捉える傾向にあります。

好きだと思ってくれているはずの恋人から指摘されると、自分の存在を否定された気分になってしまい、ケンカの原因にもなるのです。

特に、年齢が若いうちは、挫折した経験も少なく、自分に自信を持っている人も少なくないので、単なる指摘さえも「文句を言われた」「好きな人に言う言葉じゃない」とネガティブに受け止め、別れを考える事も。

相手の意見を聞く以前に、自分の考えを受け入れてもらえない、行動を理解してもらえない事への悲しみの方が大きく感じるわけです。

学生までの頃は、親から散々小言を言われたり、注意をされている人がほとんどですので、肉親からの注意の延長を受けているような感覚にもなります。

「何で他人であるあなたに言われないといけないの」と指摘されたこと自体を不満に思うのです。

「拒絶された」「不満を持たれた」「もう好きではないのかもしれない」と感じた事で、一気に関係性は悪化します。

大人の女性ほど悪いところを指摘してくれることに貴重な存在だと感謝する

大人の女性が彼氏から悪い所を指摘されると、「貴重な存在だ」と感謝の気持ちが沸き上がります。

社会人になると、時間の経過とともに「若いから」と許されることは少なくなっていくものです。

自分の行動はすべて、自己責任。

恋人同士であっても、相手の行動を受け入れられるか、そうではないか、の二択になっていきます。

指摘する前に、嫌な部分が見えただけで立ち去っていく人も多い中、ちゃんと言葉にして伝えてくれる人は、一緒に成長してくれる覚悟を持ってくれている人です。

これから問題が起きても一緒に乗り越えられると期待できる人といえます。

悪い所を伝えるという行為自体は、言う本人にもリスクがある事です。

好きな子から嫌われてしまうかも知れないし、お互い納得出来ていてもどこかしこりができてしまって、そのまま疎遠になることも大いにあり得ます。

だからこそ、覚悟を持って伝えてくれる恋人に感謝の気持ちを抱くのです。

言いたいことを言い合える信頼関係構築のチャンス

他の人なら口をつぐんでしまうようなことを伝えてくれる彼氏を見て、「言いたいことを言い合えるのは最高」と信頼関係を構築するチャンスだと嬉しくなることもあります。

恋人とは言え、他人同士なわけですから、余りにも踏み込んだ事を言葉にすると、トラブルになったり、相手を傷つけたりする可能性もありますから、言葉を選ぶのはマナーでもあることです。

だからといって、相手の顔色を見て、いつも言葉を選び、言いたい事も我慢してしまうような関係を望んでいる人はいません。

好きな人だからこそ、自分のダメなところは指摘して欲しいし、相手の悪い所も含めて好きでいたいと思う人は少なくないものです。

機嫌を取るのではなく、ちゃんと本人に伝えてくれて、改善の余地を与えてくれるのは、「変われる」「乗り越える力がある」と信じてくれているからこそ。

相手の優しさを見つけて、言われた方が嬉しくなります。

ここから、何でも言い合える関係になっていければ、どんな困難も乗り越えていけるカップルになれると未来に希望を抱くところです。

自分に対しても厳しい人なのだと感じる

彼女に対してダメ出しをするくらいなら、よほど自分に対しても厳しい人なのだろうなと想像します。

自分に厳しい人は、他人への評価やジャッジも自然とハードルが高くなってしまうものです。

出来て当然の事を他の人にも求めてしまったり、努力をしている前提で話を進めたりするので、なぜ出来ない事をそのままにしておくのか、自分で欠点の克服をしようとしていない事に疑問を抱きます。

完璧を求めて居たり、理想が高かったりする分、彼女に対しても当然の事として向上心と改善を求めるわけです。

カレが伝えて来るという事は、イコール「直してほしい」と願っています。

指摘されただけでも、強制されているようにも感じるため、努力が嫌いな女性にとってはウンザリすることも。

「自分に厳しいだけで止めておいて欲しいな」「彼女なんだから少しくらい甘やかしてくれたらいいのに」と願っているのも本音です。

言葉のチョイスから愛情の強さを図ろうとする

ダメなことを伝えようとする言葉のチョイスから、男性の愛情の強さを図ろうとする女性もいます。

「何でそんなことも出来ないんだ」「お前は本当にダメだな」と言ってくる彼氏に、「私って、心から愛されているんだな」と思う人はいないはず。

人の心は、多くの場合、心と連動して表現されます。

先ほどの言葉を使われているなら、「もう私の事なんてどうでもいいのかな」と落ち込む人が出てくるのも仕方がありません。

「この部分は、直した方がもっとステキだよ」「他の人にしちゃダメだよ、僕の前だけならいいけどね」などの言い方をして伝えてくれたなら、彼にとって彼女は愛しくて仕方がない存在だと分かります。

彼女のために教えてくれているのが、ヒシヒシと伝わってきますし、他の人の前で恥をかかないための教育の一環だと理解できるものです。

言い回しには、愛情がそのまま表れてますから、どういうつもりで欠点を指摘しているのか、悪い所だとジャッジしているのか、見極める一つのポイントと言えます。

彼女の悪いところ指摘してくれる彼氏の本音

大人の女性に悪いところを指摘しにくい

大人の女性に対して、「わざわざ本人には伝えにくいな」というのが彼氏の本音です。

本当なら、好きな人を嫌な気分にさせる事なんて、言いたくないもの。

けれど、この心境になっている男性は、言わざるを得ない状況になっているはずです。

親との顔合わせ前に、自分の両親の印象を悪くしてしまいそうな所があったり、無意識で人を傷つけていたりする時に、「言ってあげないと彼女が困りそう」と感じて、どうにか評判を下げないように配慮してくれている証拠。

今までの人生で、当たり前の様にやってきた事が、本当は恥ずかしいことだと教えたり、常識から外れていると指摘したりするのは、心が苦しいと感じるのも無理はありません。

けれども、「彼女の成長のためには言うしかない」と心を決めての、指摘です。

大人になってから、注意をされるのは落ち込む事ですし、「自分だったら嫌だな」と思うからこそ、言いにくいと感じています。

嫌われたくないけれどなおしてほしい

好きな彼女に嫌われたくはないけど、どうしても直してほしい所があるから、仕方なく言うしかないと考えています。

この気持ちになっているのは、カレがこれから先もずっと一緒にいたいと思っているからこそ。

会う度に「嫌だな」「引っ掛かるな」と感じていた事を解消するには、本人に伝えるしかないと結論が出たのです。

けれども、やっぱり言われて嫌な気持ちになると分かっている言葉を掛けなければいけない時のプレッシャーは絶大。

「これで嫌われたらどうしよう」「傷付けて、別れると言われたら困る」と不安でいっぱいになっています。

彼女との未来のため、恋人が女性としてより成長するために、直してほしい所に目を向けてもらうのは絶対条件です。

二人の関係も、より深みを増すはずなので、信じて伝えるしかありません。

どうにか、すんなり受け入れてくれるよう、祈りながら言葉にしているかもしれません。

嫌われてもいいから彼女にもっと良くなってほしい

指摘を決めている彼は、「嫌われてもいい」という覚悟を持って、彼女の成長のために一石を投じようとしています。

これから恋人に伝えようとしているのは、人として重要なポイントであるに違いありません。

身なりや体型、性格など、二人の普段の会話に出てこなくても、実は彼女は密かに悩みを持っている事も少なくありません。

ぽっちゃりしている彼女が、ダイエットをしていないからといって、気にしていない訳ではないという事です。

こだわりを持ってしていることを否定するようなことだったり、見た目の改善を要求するモノだったりすると、言われた方は受け入れられないですし、涙が出る程ショックを受けることが多いはず。

それでも、彼氏の中ではもっと良くなると自信を持っている事があるからこそ、伝えようと決めています。

「彼女にもっと輝いて欲しいから、もし嫌われたとしても、いつか絶対に良かったと思ってもらえる」と恋人の幸せを優先させているのです。

自分も悪いところがあったら言ってもらいたい

彼女に悪い所を伝えようと思っている時には、自分も同じように何かあれば教えて欲しいと思っています。

二人で長所も短所も理解し合える関係に憧れていますし、相手の嫌なところがあるからといって、愛情に変化があるわけではないと考えている人です。

ダメ出ししたからといって、別れ話をしている訳でもないし、嫌いになったと伝えている訳でもないのだから、傷付く必要もないと思っています。

二人の信頼関係を深めるためには、必要な問題であり、むしろ大好きな人だからこそ自分の事もしっかりフィードバックをしてもらえると嬉しいと感じるのです。

大人になると、欠点をわざわざ教えに来てくれる人もいませんし、人間関係の中で嫌な事があっても瞬時に顔や態度に表す人も減ってきているので、「相手を怒らせたかな」「今のはまずかったかな」と反省する機会も少なくなります。

自分で気が付くことが出来ないので、良く知ってくれている彼女に教えて欲しいと願うのは、自己成長したい男性なら当然のことです。

何も考えずに思ったことを言ってしまう

彼女に悪い所をすぐに伝えてしまう彼氏の心理には、特に何も考えていないというものもあります。

無意識で人を傷つけている人もいますが、多くの場合は良い事も悪い事も、思ったことを口にせずにはいられないというものです。

「これを言ったらショックかな」と思ったとしても我慢する事が出来ず、気が付いた時には口をついて言葉が出てきています。

後から「言ってしまった」と反省しても、後悔先に立たず。

思ったことをすぐに口に出してしまうため、彼女の言動を全部チェックして覚悟を決めて言っているわけではありません。

感じたままに発言しているだけなので、後から聞きなおしても覚えていない事もあります。

ショックを受けて根に持ってトラウマになるのは、時間のムダです。

相手の軽さに合わせて、言われた言葉もサラっと流しても良いと言えます。

何でも言葉に出してしまう人は、ウソが吐けない正直者です。

だからこそ、本音で付き合う事が出来るし、言葉で愛情が変化する事もありませんので、交際していて安心できる人でもあります。

悪いところを指摘してくれる彼氏があなたへの愛情を感じさせるポイント

フォローを忘れない

ちゃんと愛してくれている人は、あなたの心のフォローも忘れていません。

やはり、自分が言われて嫌な事は、心が傷ついてしまいます。

大人になってからのダメ出しは、人格否定とも受け取ってしまう事もあるほど、精神的にキツイと感じる人も珍しくないはずです。

言葉によって傷つく人がいることを知っている男性は、恋人の性格をしっかり理解していて、ちゃんと後でフォローをしてくれます。

「君の事が嫌いで言っているわけではないんだよ」「例えば、こんな場面で~」と言葉の意図を伝えてくれるので、悪意がない事はしっかり伝わるところです。

恋人から大切にされているが故の指摘だと理解できれば、心から安心出来て、アドバイスを受け入れる態勢になれます。

聞く耳を持たなければ、どれだけ必要な指摘をしても意味がありません。

納得出来れば、改めて何を伝えられたのか心の整理をして、ダメな部分を正そうという気持ちになります。

悪意がない言い方や感情的ではない言い方

愛情を持ってくれているカレなら、悪意がない言い方や感情的ではない言い方であるはずです。

交際をしていると言っても、愛情の大きさはその時の状況や二人の関係性、信頼や安心などのメンタル面で大きく変わります。

ケンカをしたばかりであれば、大好きな気持ちを忘れてしまって、傷付けてしまう事も。

それでも、どんな時でも彼女の事が一番大事だと思っているなら、決して言い方を間違えたりはしません。

ちゃんと向き合ってくれる伝え方、理路整然と理由を述べてくれる方法で、悪い所を分かるように説明してくれます。

無神経に投げつける言葉の暴力は、本当に愛しているとは言えないはずです。

「それがダメだって言ってるだろ、バカ」と罵倒したり、「○○だからだめなんだ」と人格そのものを受け入れない言い方だったりすると、心に傷を負うのは明白。

感情的に言葉を放つのは、相手の気持ちを考えていない証拠です。

同じ間違いをしても感情的にならない

人間誰だって、繰り返して以前もやってしまった間違いをしてしまうことだってありますが、それでも感情的にならない男性は、愛情があると言えます。

その人の中では、ある意味達観したところから、彼女であるあなたの事を見ているはずです。

同じミスを何度もしてしまう人もいるし、理解しているようでやっぱり本質的な部分が分かっていなくて間違いを繰り返してしまう人も。

それでも「ゆっくり彼女のペースで良くなっていったらいい」と同じことであろうと、何度も真剣に向き合ってくれるのは、愛がないと無理です。

彼の中では、難しい事ではなく、大好きな人に寄り添う覚悟を持っているだけ。

感情的になると心のコミュニケーションが上手くいかなくなりますので、どんな時でも受け入れるつもりで、彼女へ必要な事を伝えています。

しっかり彼女の言い分や話を聞いたり、間違えた部分はどうすればいいのか一緒になって考える事が出来たりする彼氏は、長いお付き合いとなるはずです。

「こうしたほうがいい」のアドバイスがセット

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アドバイスをセットにして、直した方がいいポイントを伝えてくるのは、愛情表現の一つです。

彼の中では、純粋に「もっと魅力的になるはず」「大人の女性としてステップアップしてほしい」と願っているだけ。

直さなければ悪いということでもないので、個性として愛する事が出来ていますが、指摘したポイントが直ることで、もっと輝くビジョンが既に彼の目には見えています。

だからこそ、「直した方が彼女は幸せになる」という自信を持って、しっかりと向き合っているのです。

アドバイスも、自分の感覚で伝えるだけではなくて、彼女がどうすれば実践できるか、ハードルを下げて、具体的なハウツーまで考えて伝えます。

「こうしたほうがいいよ」とアドバイスすることで、言われた彼女もイメージしやすく、「それなら出来そう」「確かに、あなたの言う方がステキな女性になれる」と納得して取り組むことが出来るはずです。

大好きな彼女だからこそ、一人で苦しんでほしくないという思いや、せっかく直したらいいポイントを知ったのに、何もせずにムダにするのはもったいないと考えています。

困っていないか聞く

彼女が困っていないか聞いてくれる男性は、しっかりと愛してくれています。

悪い所を指摘するという事は、彼女は今までその部分を抱えたまま生きて来たわけです。

彼にとっては、違和感を抱くようなことでも、今までは誰かに指摘されることもなく生きて来たことに、多少のずれを感じながら、原因を突き止めようとします。

「今までその部分で困ったことはないの?」「言った事を直すとなったら、今までできていたことが出来なくなるなどの不都合は出てくる?」と、当事者である彼女が苦しまない方法を第一優先で考えているのです。

困っていることが出てくれば、サポートをするつもりですし、解消するために何が出来るのかしっかり考えて、二人で良くなろうと望んでいます。

悪い点を抱えてきたまま生きて来た彼女ですから、人間関係や友達付き合いなど、不都合が出てきていても不思議ではありません。

何か困っている事の原因が、指摘したポイントだとすると、良くする方法も一緒に考えられるはずですし、カレはそうするつもりで教えてくれています。

彼氏が悪いところを指摘してくるけれど本当は別れを考えている場合の行動

間違いや悪いところよりも欠点を指摘

彼女の間違いや悪い所よりも、本人も気にしている所や欠点を指摘してくるのは、別れを視野に入れているサインです。

相手の為を想って何かを言ってくれるなら、最終的に「言ってくれてありがとう」と思えるようなやりとりでなければいけません。

欠点や本人が気にしている部分を言われると、「直したいと思っても直せないのに、どうしてそんなこと言うの?」「傷付くだけなんだけど」と悲しい思いをするだけです。

彼にとっては、意図していなかったとしても、そこが狙い。

男性が発した言葉を受けて、彼女が悲しむ姿を見て、「やっぱり離れるべきだ」「二人は相性が良くないんだ」と思いたいのです。

彼の中で、別れる決心はついていないけど、何かを理由にしたいから二人にとって決定的な問題となる部分を見つけようとしています。

二人の関係の中でふと「もう別れた方がいいのかな」と思った時には、何を基準に決意を固めればいいのか分からないものです。

こちらの記事では、別れた方がいい彼氏かどうかが、細かくチェックできます。

「我慢しようと思えばできるけど、本当にいいのかな」「関係を改善するにはどうすればいいの」と悩み始めたなら、ぜひ参考にして下さいね。

誰かと比較した言い方

本来、人はそれぞれ違うのが当たり前なので、尊重し合える世の中になるのが自然なことですが、誰かと比較して悪いと言い張る人は、恋人であることを終えようとしています。

そもそも好きな人と他の誰かを比べようと思うのがナンセンス。

恋人は特別であって欲しいし、別格であってほしいと願うところです。

比較相手は、おそらく同性であることを考えると、元彼女か母親かと想像せざるを得ません。

大好きなはずの彼女と元カノを比べたり、母親を投影したりされても、「私は、その人じゃない!」と憤りを感じるのは当然です。

別の人と比べる事で、出来ていない部分を露わにしたいだけであり、一緒に乗り越えようとは思っていないのは明白。

彼女の個性として受け入れる度量もないし、比べる事で「より優秀な彼女を手に入れたい」「自分に不釣り合いな理由にしたい」と思っているだけなので、こちらから離れてもいいほどの相手だと言えます。

欠点を解説してダメ出しをする

わざわざ欠点をあげつらうだけでなく、細かく解説してまでダメ出しをするのは、男性自身がマウントを取りたいだけの自信のない人だからです。

だれにでも、得意や不得意、長所と短所があり、全く同じ人はいないからこそ、補い合い、憧れ、刺激を受け合って成長していきます。

恋人関係は、距離が近いからこそ、自分にはないものを持っているパートナーを尊敬したり、自慢に思ったりして、愛情が深まっていくものです。

プラス面が働けば、成長となりますが、マイナス面に目を向けるようになっては、不満ばかりが浮かび上がるようになります。

あれもこれも出来ない、期待しても裏切られる、思った通りに動かない、などいつの間にか大好きだった人を自分の支配下にあるロボットか人形かの様に考える人も少なくありません。

欠点を見つけて、失敗する要因や一般論やデメリットなど、考えられる限りのあらゆる情報を引き合いに出して、「だから君はダメなんだ」と決定打を出します。

どれだけ過激な事をしているのか自覚はないし、正義を振りかざしている人に対しては傷付いている人の考えは心に届きません。

結局は、あれこれ難癖をつけて離れようとしているだけ。

理詰めで責め立てられるほど、別れる理由を探しているのです。

他の人の前でも指摘をしてわざと恥をかかせようとする

他の人の前でもわざと悪い部分を声に出し、恥をかかせようとしているカレは、彼女が離れていく事を期待している男性です。

自分の彼女に対してのあり方が、そもそも「彼女よりも強い立場であるオレ」を演出しようとしています。

周りの人の前でも、「俺は彼氏として、立派に彼女を教育している」「恋人だから、言う事を聞かせられる」と指導者としての立場として構えているのです。

「出来の悪い彼女を持つと大変だけど、オレだからやっていけている」と自慢のツールとして活用しています。

自分を高めるために使っていた方法も、慣れてくるとわざと恥をかかせ続けて、嫌気が差すように仕向けることで、望み通りの結果を手に入れる事が可能です。

「もう嫌だ」「恥ずかしい思いをしたくない」と言わせるために、わざと人前を選んでダメ出しをして、逃げ出すのを待っています。

アドバイスはなく指摘だけで終わるからどうすればいいのか分からない

好き放題言うくせに、解決方法まで言わないケースは、別れを考えていると言えます。

カレは、既に彼女に対して何も期待していません。

何かに気付いて欲しいとも、直せるところに努力をして欲しいとも願っていないのです。

だからアドバイスがないし、素っ気ない態度でため息一つ残して、背中を向けてしまう事も。

言われた方とすれば「どうすればいいの?」「何が正解なの?」と言われたことを直していい関係になりたいと思っているのに、出口が見えないために途方に暮れてしまいます。

相手がさじを投げているので、彼女とはもうやっていけないと諦めているサインです。

問いかけても答えてはくれないし、指摘してきた割りに「好きにすればいい」と答えを丸投げしてくるので、カレに歩み寄る事も困難になっています。

「何回言ってもだめだね」と回数や過去のミスも言う

「何回言っても、ダメだね」「もう何度目だよ」と過去を持ち出してきたり、回数を数えだしたりするのは、「いい加減にして欲しい」という苛立ちが隠れています。

カレは、我慢してきたうえで彼女に対して指摘をしてきたはずです。

けれども、想いは届かず何度も同じことを言わせる彼女に「愛情を感じられない」とさえ思ってしまっています。

過去のことまで言い出すのは、今までのアドバイスが聞き入れてもらえなかった事への悲しみも含まれているところです。

「これだけ言ってきたのに、どうして直さないんだ」「もうこの子とはやっていけない」と未来を見据える事を止めようとしています。

「ダメ」という烙印を押してしまうことで、関係を完結してしまいたいと考えているはずです。

「どうすれば出来るようになるか」という視点に切り替えれば、話し合いも変化しますが、彼は既に向かい合って乗り越えるモチベーションではなくなっています。

「言う事を聞かない イコール 愛情がない」と定義づけ、彼女の無能さは恋人としての関係を継続する気がないと判断しているのです。

悪いところを指摘された時に彼氏ともっと信頼関係を築くために気を付ける事

ネガティブな感情をいったん外す

ネガティブな感情を一旦頭の中からリセットし、言われた言葉の通りに受け取ると、信頼関係へと変化していきます。

人間は、感情の生き物ですから、言われた時に嬉しくない言葉は、ネガティブな気持ちが沸き上がるのは当然です。

「何でそんなことを言うの?」「受け入れてもらえないの」と悲観的になると、そこからポジティブ思考に転換するのは、なかなか難しい事だと言えます。

一気にポジティブに転換するのは出来なくても、今感じている感情を一旦手放し、カレが言ってきた言葉をありのままに受け取るところから始めましょう。

感情を別物にすれば、とても悲しくて人格否定されたような気になっていた言葉も、案外ただのアドバイスだったということもあります。

可能であれば、一言一句違わずノートに書き出すと分かりやすいですが、目を閉じてゆっくりと反復してみるだけでも、受け取り方が変わるものです。

相手の意向が、本当はあなたのために伝えてくれたものだったと分かれば、言ってくれたことが感謝に変わり、素直に受け入れてみようと心の準備が出来ます。

「指摘してくれてありがとう」と自分の悪いところを教えてくれたことに感謝を伝える

恋人との未来を考えたときに、一緒に困難を乗り越えられる関係になるのがベストですから、何事も感謝できる関係性を目指すのは、目指すべき姿の第一歩となります。

あなたにとって都合の悪い事や耳が痛い事を聞いた時には、腹が立ったり悲しくなったりと、「どうしてそんな事を言われないといけないの」と否定的に受け取ってしまうはずです。

心がまだ悲しみで満ちていたとしても、「指摘してくれてありがとう」と感謝を伝えると、相手から真意を教えてもらえます。

「もっと魅力的になるのが分かるから」「そこさえ直れば、友達がいっぱい増えるはずだから」「気になっている部分を隠しておくのが申し訳ないと思ったから」など、彼なりの理由を教えてもらえれば、必ずしもあなたの事を嫌いで言ったのではないのだと分かるのです。

別れたいと思われていたのであれば、そのように話が展開したり、何も理由を言われずに放置されたりと、カレの思惑がそのままその後の動向に反映されます。

直せるところは直す努力を見せること

人間、向上心を持ち続ける事で、恋人との関係だけでなく他のところにも影響が及ぶものですから、成長のチャンスと捉えるのがベスト。

直せるところは直す努力を見せれば、あなたの姿を見たカレは、「もっと愛情を注ぎたい」「一緒に成長したい」と思ってくれます。

ポジティブな姿勢は、プラス思考の循環を生み出すものです。

カレ自身が発した言葉で彼女が動いているのですから、影響力の大きさに驚いているはず。

二人の関係性の濃さを実感せざるを得ない状況になるため、「もっと大事にしたい」「一つ一つ積み上げて行こう」と恋人としての在り方を見直してくれます。

彼女がカレの言葉を大事にするから、相手も同じように丁寧に扱ってくれるようになるわけです。

彼氏が言いにくいことを言ってくれた行為自体に感謝する

彼が言いにくい事を言ってくれたという行為そのものに感謝すると、二人の関係は強くなります。

最初の方でお伝えした様に、大人になってから悪い所を本人に伝えるというのは、かなりハードルが高いことです。

大人社会の中では、全て自己責任ですから、欠点や悪い所に気が付かずに人を傷付けて、トラブルが起きても、「自分が悪い」で片付けられます。

それでも、恋人だからこそ「教えてあげた方がいい」と思ってくれたわけで、行動に落とし込むにも勇気が必要だったはず。

目をつぶってしまっていれば、無かったことに出来たかもしれないし、何も言わずに離れて行く事を選ぶ人もいる中で、ちゃんと伝えてくれたことは感謝すべき事です。

「言ってくれてありがとう」「言いにくい事を言わせてごめんね、でも嬉しいよ」と「自分のためを想ってしてくれたことだと理解している」と伝えましょう。

あなたが感謝をした瞬間、カレの言動は嫌な出来事ではなく、ありがたい場面に変わります。

悪いことを指摘する彼氏からの愛情や信頼関係があることが前提

悪い事をわざわざ指摘してくれるのは、既に彼から愛情や信頼があるという印です。

先ほどもあったように、彼に愛情が無ければ、何も言わずにあなたの元を立ち去ってもおかしくはありません。

実際に、難癖つけて別れの理由にするカップルは多くいます。

それでも、あなたに寄り添おうとしてくれているから、ちゃんと言葉にして伝えてくれたのであり、その後も見守りたいと想ってくれているから、アドバイスをくれたり、あなたの考えに耳を傾けたりしている訳です。

二人はすでに、ちゃんと同じ方向を見て愛を育てているカップルといえます。

あの人の言葉に愛情を感じ取り、あなたもまた、カレに対して思っている事や普段の感謝など、様々な事を伝え、心からのやりとりが出来る二人になるべきです。

既に、しっかりした土台は出来ていますので、心の交流をこれからも重ねて、幸せを見つけていきましょう。

大人になって悪いところを指摘してくれる彼氏は大事にすべき

親が子供に伝えるのとは違い、大人になってから悪い所を指摘してくれる彼氏は、あなたの事を本当に大切に想ってくれている可能性が高い人ですから、大切にするべきパートナーです。

伝えてくれている時の言い方や態度などは、チェックしておくべき項目ではありますが、ちゃんと向き合ってくれているのなら、長い目で見てお付き合いを継続したいと考えているサインだと言えます。

良い事も悪い事も経験する中で、共に成長する事が楽しめる二人になり、信頼関係を積み重ねて、心から支え合えるカップルになりましょう。

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